今まで知っていると思い込んでいたものは、一体何だったのか？

私たちはモノの名前を聞いたとき、頭に浮かぶ共通のイメージによってコミュニケーションを図っています。しかし、実際に目の前にあるモノとそのイメージとは、本当に同じものなのでしょうか？
堀川すなおは、「モノの存在をどのように分かり、そしてそれを他の人たちとどのように分かり合うことができるのか？」をテーマに、日常にあるモノを観察し、さまざまな人種や年代の人々といっしょに言葉や絵で記録しながら作品を制作しています。

本展覧会では、堀川が約15年間をかけて「分かるとはどういうこと？」について考え、観察し続けている“バナナ”をモチーフに描いた絵画作品を中心に、30点余りの新作を展示します。普段何気なく理解している日常が別世界に見えてくる!? 不思議な発見と体験をどうぞお楽しみください。

 

堀川すなお プロフィール
東大阪の発明家の家系に生まれる。クーパーユニオン芸術大学留学、京都精華大学芸術学部造形学科洋画専攻卒業、京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻油画分野修了。平成27年度ポーラ美術振興財団在外研修員としてニューヨーク滞在。2019年東大阪市文化創造館の中庭にパブリックアートを制作・設置。

主な展覧会など
2019年　ウィンドウディスプレイ制作（ポーラ・ザ・ビューティー銀座、東京）
2019年　Exploring–共通するものからみつける芸術のかけら（大阪府江之子島文化芸術創造センター）
2018年　未完の庭、満ちる動き（青森公立大学国際芸術センター青森）
2017年　清流の国ぎふ芸術祭 ART AWRD IN THE CUBE 2017（岐阜県美術館）
2015年　解釈と行為 SEEING AND PRACTICING（個展、大阪府江之子島文化芸術創造センター）
2014年　クリテリオム87（個展、⽔⼾芸術館現代美術ギャラリー）

（Webサイトより）

東大阪市文化創造館×現代アート展
堀川すなお個展「分かろうとしようとする行為」

会期：2021年11月13日（土）～23日（火・祝）

会場：東大阪市文化創造館 1階 多目的室

時間：10:00〜17:00　※毎週金曜日は20:00まで開場

料金：入場無料（予約不要）

問合：06-4307-5772

同時開催ワークショップ「かたちであそぶ」
日程：11月21日（日）
会場：東大阪市文化創造館 1階 多目的室
時間：(1)10:00～11:10　(2)13:30～14:40
講師：堀川すなお（現代美術作家）
対象：小学校1～6年生　※要保護者1名同伴
定員：各回５名
参加費：500円（税込・材料費込）
持ち物：使い慣れたはさみ、色鉛筆
申込：文化創造館窓口またはWebサイトの応募フォームより申込。定員に達し次第、受付終了。