大阪を拠点に活動するデザイナーの後藤哲也(Out of Office)が企画した展覧会「ニューアイデンティティ」が、尼崎市のあまらぶアートラボ「A-Lab」にて開催される。
A-Labでは2020年2〜3月に、「アイデンティティのキキ」と題した展覧会を開催。A-Labの架空のヴィジュアル・アイデンティティを、ヨーロッパと日本のデザイナー3組がデザインし、館内に展開した。
この展覧会に参加していたオランダのデザインスタジオ「Studio Spass」が、このたびA-Labの新しいアイデンティティ(ロゴ)をデザイン。本展ではそれを造形作品として館内に展開する。
Studio Spassは、Jaron Korvinus(ヤーロン・コルヴィナス)とDaan Means(ダーン・メンス)によって2008年に設立。プリントメディア、ブランディング、ウェブ、そして空間デザインに至るまで幅広い領域で活動している。精緻なアプローチに遊び心あふれる感覚を組み合わせたデザインが特徴だ。
会期中には、後藤が教鞭をとる近畿大学文芸学部文化デザイン学科の学生有志が、新しいアイデンティティを用いた「ミュージアムショップ」の展示も行う。
A-Lab Exhibition vol.31「ニューアイデンティティ」
会期:2021年12月27日(月)~2022年2月13日(日)
会場:あまらぶアートラボ「A-Lab」
出展作家:StudioSpass
企画:後藤哲也(Out of Office)
時間:月・水~金曜 11:00~19:00、土・日・祝 10:00〜18:00
休廊:火曜日、12月29日〜1月3日
入館料:無料
兵庫県尼崎市西長洲町2-33-1