代表作『酒のほそ道』をはじめ、数々の酒マンガを世に送り出してきた漫画家・ラズウェル細木のイラスト展が、此花のシカクにて開催される。
ラズウェル細木は、1983年のデビュー以来約40年にわたり、酒や酒の肴、酒場の魅力を描き続けてきた。現在は、ライターのパリッコ、スズキナオが聞き手を務めるコラム「ラズウェル細木の酔いどれ自伝」を「web太陽」(平凡社)にて連載中。
本展は、2021年秋に阿佐ヶ谷・VOIDで開催された個展の巡回展。描き下ろしのドローイング作品や、秘蔵原稿に加え、関西の酒場を描いた新作色紙も展示する。また会期中には、駆け出しのイラストレーター時代から現在に至るまで、ラズウェル細木の作風の変化や思い出話を語りあうトークイベントを開催予定。
ラズウェル細木
1956年、山形県米沢市生まれ。食とジャズをこよなく愛する漫画家。代表作『酒のほそ道』は四半世紀以上続く超長寿作となっている。その他の著書に『パパのココロ』『美味い話にゃ肴あり』『魚心あれば食べ心』『う』など多数。2012年、『酒のほそ道』などにより第16回手塚治虫文化賞短編賞を受賞した。米沢市観光大使。
会期:2022年1月15日(土)~30日(日)
会場:シカク
時間:13:00~19:00
定休:火・水曜
関連イベント
トークイベント「ラズウェル細木が過去の作品を振り返って語りあう会」
日時:1月29日(土)20:00頃~
会場:PORT(シカクから徒歩約5分)
聞き手:スズキナオ
料金・予約:後日公式Webサイトにて発表
大阪市此花区梅香1-6-13