芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2019.11.20
#音ビル#ART#TALK#大阪市#北加賀屋

インド人アーティスト/リサーチャーを招いてのトークイベント開催

TRA-TRAVELの「アート・トラベラーvol.4」

アーティストのYukawa-NakayasuQenji Yoshidaにより今年4月に設立された、“観光と人の動線を生み出す“大阪を拠点とする新たなアートハブ「TRA-TRAVEL」。日本におけるグローバル化において見落とされている可能性を探ること、また海外で起きている先駆的な活動を取り上げ、相互交流をはかることから、“社会に新たな状況“をつくり上げる企画や活動を国内外で展開している。

その企画のひとつ「アート・トラベラー」では、これまでタイやドイツからゲストを招いて、トークイベントを開催してきた。4回目となる今回は、インドからRuchika Wason Singhを招聘。インド人アーティスト、リサーチャー、アートスペース運営者、学者という多くの顔を持つ彼女に、インドのアートシーンや社会について、母親アーティストのアーカイブプロジェクトなどについて聞く。トークの後半は、クリエイション・ユニット、Art-PhilのF. アツミをモデレーターとして、自由な質疑応答を基本に議論を進める。

なお、トークの前にプレイベントとして、近くのスーパーへアーティストと参加者で一緒に買い出しに行き、調理をし、食事(ベジタリアン鍋)をともにしながらトークをするというのもユニークな点だ。

Ruchika Wason Singh

1974年生まれ。インド・デリー拠点。2012-2017年ニューデリー芸術大学絵画学科准教授、現在アショーカ大学客員研究員、ジャーナルオブマザースタディズ編集委員、Critical Dialogues Art Space運営者。1997年ニューデリー芸術大学で芸術学修士号取得。2001年よりデリー大学でインドの植民地芸術とポスト植民地芸術の社会学的枠組みに関する研究に着手し、2006年まで研究フェローシップとして継続された。2008年にその研究を元に博士号を取得。現在A.M.M.A.A. (The Archive for Mapping Mother Artists in Asia)において、アジア圏の母親兼アーティストのマッピング・アーカイブのプロジェクトを継続中。

インド人アーティスト/リサーチャーを招いてのトークイベント開催 TRA-TRAVELの「アート・トラベラーvol.4」
インド人アーティスト/リサーチャーを招いてのトークイベント開催 TRA-TRAVELの「アート・トラベラーvol.4」

Talk session/Hot Pot: Ruchika Wason Singh(Artist Traveler vol.4)

日時:2019年11月29日(金)19:00〜 (プレイベントは17:30頃、途中参加可)

会場:音ビル 2F / TRA-TRAVEL

参加費:2000円(食事代・飲み物代込み/無くなり次第終了)

*トークは簡易な英語となり日本語通訳なし

予約方法:

①下記メールにて氏名と人数と携帯番号などの連絡先記載、もしくは ②Facebookイベントページにて”参加”を選択 (11月28日16:00までに予約要)

問合:info.tratravel@gmail.com

音ビル

大阪市住之江区北加賀屋5-5-1

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