1920年代、日本映画の黎明期から1970年代まで活躍したスター俳優・田中絹代。実は日本で2人目の女性映画監督という顔もあり、近年、その作品が国内外で再評価されつつある。
2021年のカンヌ映画祭で『月は上りぬ』のデジタル復元版が紹介されたことを皮切りに、リュミエール映画祭、東京国際映画祭でも特集上映を実施。さらに2022年にはアメリカ、イタリアで特集が組まれるなど、一気に注目が高まっている。
その波に乗る本企画では、戦後日本映画初の女性監督作品『恋文』をはじめとする5本の監督作と、名優として多彩な表情を見せる3本の出演作、あわせて8作品を一挙に上映する。また、6月4日(土)からは、特別上映として田中の最後の監督作『お吟さま』も登場。日本映画史に大いなる軌跡を残す田中の存在を感じ取りたい。
期間:2022年5月14日(土)~27日(金)
会場:シネ・ヌーヴォ
料金:当日/一般1,500円、シニア1,200円、会員・学生1,100円、高校生以下1,000円、一般3回券3,900円、シニア3回券3,300円、会員・学生3回券3,000円
問合:06-6582-1416
※上映スケジュールはシネ・ヌーヴォWebサイトを参照
※全席指定
※オンライン予約の場合は専用窓口で発券、当日券は当日窓口で指定席を選択し購入。開始10~15分前から入場可能
関連イベント
トークショー
日時:2022年5月14日(土)『月は上りぬ』11:50上映回後
ゲスト:津田なおみ(『映画監督 田中絹代』著書、映画評論家、フリーアナウンサー)
特別上映『お吟さま』(4Kデジタルリマスター版)
期間:2022年6月4日(土)〜10日(金)10:00〜
大阪市西区九条1-20-24