2022年6月3日(金)〜16日(木)まで、シャンタル・アケルマン映画祭(デジタルリマスター版)がテアトル梅田で開催される。
「映画に革命を起こした」といわれるシャンタル・アケルマンはユダヤ人であり、女性であり、バイセクシャルであるというバックグラウンドをもつ。18歳で自身が主演・監督を務めた短編『街をぶっ飛ばせ』を発表。その後、ジャンルにこだわらず数多くの意欲作を世に出したが、2015年10月、母親との対話を中心としたドキュメンタリー『No Home Movie』の完成後、自らこの世を去った。
今回の映画祭では、平凡な主婦のディテールとフラストレーションをリアルに描き世界中に衝撃を与えた『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス湖畔通り23番地』(1975年)など、5本の作品を上映。一挙に鑑賞することで、アケルマンが残した「時間が過ぎ行くのを感じさせるのは映画において最も大切なことのひとつだ」という言葉の意味を体感できるに違いない。
期間:2022年6月3日(金)〜16日(木)
会場:テアトル梅田
料金:一般1,900円、大学生1,500円(毎週水曜、一般・大学生は1,200円)、高校生・中学生・シニア1,000円、TCGメンバーズ会員1,300円(毎週火・木曜は1,100円)
問合:06-6359-1080
配給:マーメイドフィルム/コピアポア・フィルム
※上映作品やスケジュールの詳細はテアトル梅田のWebサイトを参照
大阪市北区茶屋町16-7
梅田ロフトB1F