十三のミニシアター・シアターセブンにて、新たな上映企画「新人監督セレクション」が開催される。
本企画は、関西地区で劇場初公開となる新人監督のインディーズ作品を、作品テーマなどに基づいて2本ずつピックアップ、1週間の日替わり上映を行うもの。
2022年7月9日から始まる第1回のタイトルは「逃避行の先で」。立教大学映像身体学科で映像を学んだ河辺怜佳監督が同学科の第3回スカラシップに選出されて手がけた『過ぎ行くみなも』と、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の修了作品であり、第24回釜山国際映画祭にも正式招待された鈴木冴監督作品『神様のいるところ』 が上映され、両監督による舞台挨拶も行われる。初日のみ2作品を連続上映。
『過ぎ行くみなも』(2020年/日本/77分)
父親と二人暮らしをする女子高校生の涼(りょう)は、バイト先で知り合った主婦である嶺(れい)に心を寄せるようになる。
一方、不妊治療をめぐって夫との間に齟齬が生じている嶺は、涼の好意を受け入れ、二人で共同生活をしないかと彼女を誘い…。監督・脚本・編集:河辺怜佳
出演:飯野茉優、水沢有礼、小野孝弘、庄大地、三坂知絵子、及川綾、今村洋一、中島ゆい、向井萌恵
『神様のいるところ』(2019年/日本/63分)
台湾人の母と暮らす玲(14)。言葉の壁にぶつかりDVを受けている。
ある夜、暴力に耐えかねた玲は家を飛び出し葵(27)に保護される。
会社に馴染めず、上司からセクハラを受けている葵。
2人はある事件をきっかけに共犯者として逃亡することに…。
導かれるようにたどり着いた旅館「山城屋」で2人の不思議な共同生活が始まる-。監督:鈴木冴
出演:荒川ひなた、瀬戸かほ、岡本智礼
「新人監督セレクション」#1 逃避行の先で
上映作品『過ぎ行くみなも』『神様のいるところ』期間:2022年7月9日(土)~15日(金)
会場:シアターセブン
時間:
『過ぎ行くみなも』
7月9日(土)17:00〜、7月10日(日)・12日(火)・14日(木)19:00〜
*9日、10日は河辺怜佳監督舞台挨拶&キャストメッセージ映像上映あり
*12日、14日は河辺怜佳監督リモート舞台挨拶&キャストメッセージ映像QRコード配布あり『神様のいるところ』
7月9日(土) 19:40〜、7月11日(月)・13日(水)・15日(金) 19:00〜
*9日は荒川ひなた、鈴木冴監督リモート舞台挨拶あり
*15日は荒川ひなた、瀬戸かほ、岡本智礼、鈴木冴監督リモート舞台挨拶あり※舞台挨拶等の最新情報は劇場Webサイトにてご確認ください。
料金:一般 1,500円、シニア 1,200円、学生 1,000円 その他割引あり
問合:06-4862-7733
大阪市淀川区十三本町1-7-27
サンポードシティ5F