天満橋の工芸品店・アートギャラリー「gallery, あるゐは(以下、あるゐは)」にて、陶芸家の長野大輔とファブリックアーティストのBabaChisaによる二人展が、2022年9月7日(水)から17日(土)まで開催される。
ジャンルの異なる両者は今回が初の顔合わせ。それぞれと交流のあった店主の大室友子が、彼らの作風に親和性を感じたことから、本展の開催に至った。
高知の山間で作陶をする長野は、自ら薪を割り、釉薬をつくり、昔ながらの穴窯で器を焼く。あるゐはではオープン当初より彼の作品を取り扱っており、風土を取り入れた多彩な表情を見せる器は、手にする人々の心を鷲掴みにする。
一方、ファブリックアーティストであるBaba Chisaは、奄美大島の泥染めをはじめとした、自然の植物で染めた糸や布を使った刺繍作品を制作している。ドローイングのような柔らかな造形と線は、繊細さと抜け感を併せ持つ。
長野とBabaから、それぞれに “山”と”海”を感じると話す大室。自然の風土を取り入れた陶器と布が織りなす風景を体感してほしい。
会期:2022年9月7日(水)~17日(土)
会場:gallery, あるゐは
時間:12:00~17:00
定休:日~火曜
問合:06-7493-6702
※9月7日(水)は長野大輔が、9月16日(金)、17日(土)はBabaChisaが在廊予定
gallery, あるゐは
大阪市北区天満3-3-15