心斎橋PARCO4FにあるSkiiMa Galleryにて、渡邉太地の個展「空想世界」が開催。
渡邉は1997年東京生まれ、東京藝術大学大学院油画第一研究室に在籍。
シルクスクリーンを用いた版画作品を中心に活動してきたが、2018年頃からペインティングの制作に着手するようになった。現在は「可動型の窓」をテーマとした油画作品を主に制作している。
BEAMS T 原宿や、「Hender Scheme(エンダースキーマ)」が運営する恵比寿のCAGE GALLERYで個展を開催するなど、ファッションの領域でも注目されている若手だ。
大阪では初の個展となる今回は、「空想世界」をキーワードに、作家の内側に蓄積された潜在的な情景をたよりに描いた作品を展示する。これまでの表現と異なるのは、朝焼けや夕闇など「空」を捉えることを試みている点。見知らぬ土地で窓の外を眺めるように、渡邉の作品の奥に広がる空間や時間を想像して楽しんでほしい。
Artist Statement
1月の個展「where I want.」以降、「可動型の窓」または「どこでも窓」を研究テーマとし、油画作品を発表してきた。可動型の窓とは、実際の窓と同じように壁面上に空間を創り出し、その空間への入り口となる絵画表現を追求してきた。
本展は、時に我々の頭上に存在し、時に同じくらいの高さに存在し、時に下に存在し、時に実在しない「空」という空間を、可動型の窓に収めた新作の油画作品の展示になる。容姿を変えて視界に映り込み
色で魅了し
突然の雨で困惑させる
同じ姿は決して見せてくれない
私が、空を想う世界、空想世界を是非ご覧頂ければと思います。渡邉 太地
会期:2022年9月9日(金)~30日(金)
会場:心斎橋PARCO 4F SkiiMa Gallery
時間:10:00~20:00
問合:06-7777-9830
※作品購入に関する問合せはメール(skiima_shinsaibashi@parco.jp)にて受付
大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
心斎橋PARCO 4F