アーティスト・友川カズキによる単独ライブ「友川カズキ大阪独演会」が、2022年9月23日(金・祝)に心斎橋・Music Bar HOKAGEで開催される。
友川は1950年、秋田県出身。少年・青年期に文学やフォークミュージックに影響を受け、1975年に徳間音楽工業ハーヴェスト・レコードより『やっと一枚目』でアルバムデビューを果たした。その後、前衛音楽やサイケデリック・ロックなどを専門とする日本の代表的なレーベル・PSFレコードに移籍し、1993年にリリースしたアルバム『花々の過失』でさらなる注目を集める。また、2004年には三池崇史監督のカルト映画『IZO』に歌手役で出演、2005年には若松孝二監督作『17歳の風景 少年は何を見たのか』の音楽を担当するなど、映画音楽の分野にも活動の幅を広げるように。海外公演も精力的に行い、近年は2016年にアルバム『光るクレヨン』を、2018年にPSFレコード時代の楽曲を集めたベスト盤『先行一車 P.S.F. RECORDS YEARS 1993-2010』を、いずれもモデストラウンチより発表している。
また、友川はミュージシャンのみならず、詩人やエッセイストとして執筆活動を行い、80年代以降は画家として個展も開催してきた。20年以上にわたり競輪にのめり込む愛好家でもあり、その日常は、2020年に公開された佐々木育野監督のドキュメンタリー映画『どこへ出しても恥かしい人』にもとらえられている。さまざまな顔をもつ表現者である友川は、その独立独歩の生き方そのもので、長きにわたり、芸術家や文化人、マニアを中心とした層の厚い支持を集めてきた。
今回のライブは、そんな友川ともゆかりの深いHOKAGEの16周年企画として行われ、友川の3年ぶりの大阪公演となる。70歳を超えてなお現在進行形で活動し続ける、友川の姿を目の当たりにしたい。
友川カズキ大阪独演会
日時:2022年9月23日(金・祝)18:30開場、19:00開演
料金:前売3,900円、当日4,400円(ドリンク代600円別途)
※前売チケット予約はMusic Bar HOKAGEへメールにて要申込。e+(イープラス)でも9月22日(木)18:00まで一般発売中
大阪市中央区西心斎橋2-9-36
カサドマートビルB1・2F