舞台作家の小野彩加と中澤陽によるコレクティブ「スペースノットブランク」の新作『ストリート』が、大阪市内各所にて開催。
スペースノットブランクは2012年に設立。舞台芸術の既成概念に捉われず、独自の新しい仕組みを研究開発しながら舞台芸術の在り方と価値を探究している。固有の環境や関係により生じるコミュニケーションを創作の根源とし、作品ごとに異なるアーティストとのコラボレーションを積極的に行っている。
2019年からは、『フィジカル・カタルシス』の制作と上演を連続して行ってきた。『フィジカル・カタルシス』は、舞台芸術に成る以前のダンスを考察し、身体のために新しい動きのメソッドを確立しようとるするもので、複数のフェーズが存在する。今回はこのフェーズのうちの『ストリート』を単体で取り上げる。
「動きが発生する環境」を内(インサイド)から外(アウトサイド)へと切り替える『ストリート』は、2021年9月に富士見市民文化会館キラリ☆ふじみで1度だけ上演された。今回は大阪の複数の街(ストリート)で、ゲリラ的な即興パフォーマンスを試みる。ストリートに巻き起こる多くの不確定要素をすれ違わせることで、動く身体がどうやって空間を切り取るのか、あるいは繋ぐのかを、動く者たちそれぞれの道筋(マルチサイド)から考察し、披露する。
日程:2022年10月5日(水)~9日(日)
会場:大阪市内各所(チケット購入者のみに公開)
※日程により集合場所が異なる
※全集合場所は大阪駅より公共交通機関及び徒歩を含めて約1時間以内の場所
※集合場所の都合によるチケットの変更は不可時間:各日15:00~
※受付開始及び集合は開演の15分前予定
※上演時間は約25分を想定して創作
※上演は移動を伴うチケット:500円
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