1998年から劇場寺院「應典院」にて開催されてきた、アートと社会活動のための総合芸術文化祭「コモンズフェスタ」。1月16日(木)〜19日(日)の4日間に、演劇、音楽、展示、ワークショップ、トークなど20以上のプログラムが行われる。
今回のテーマは「リ・エンター・コモンズ」。昔のご近所付き合いのように、暗黙のルールや情報の共有、助け合いが減ってきた今、社会を成立させる「コモンズ」のつくり方を考える。
たんぽぽの家アートセンターHANA HANAPLAY演劇公演「僕のうまれた日」や、シタールとタブラ、ダンスの「南無阿弥陀仏セッション」など寺院ならではの公演・イベントもある一方、阪神淡路大震災が起きた1月17日(金)には、大阪、仙台、熊本の舞台芸術団体が組織したTFAP(The First Action Project)が、アートによる被災者支援を行ってきた関係者の経験値に触れるワークショップを実施したり、弁護士を招いて表現者のハラスメントについて考えるトークサロンが行われるなど、アートのインフラに関わるような催しも。
期間:2020年1月16日(木)~19日(日)
会場:浄土宗應典院
時間:17:00~21:00(16日・17日)、13:00~19:30(18日・19日)
※プログラム、タイムテーブルは公式サイト参照
料金:1日フリーパス 平日1,500円、土日1,800円、4日間フリーパス 3,000円
問合:應典院寺町倶楽部コモンズフェスタ・ワーキングチーム commons.festa1998@gmail.com
大阪市天王寺区下寺町1-1-27