アーティスト・mizutamaが運営する此花のスペース・FIGYAにて、此花在住の映像作家・片岡拓海の展覧会「書動」が開催される。
FIGYAが2021年に始めたプロジェクト「FIGYA_SPOT」(外からガラス越しに鑑賞する無人ギャラリー)の一環。
片岡は1995年大阪生まれ。普段は印刷会社に勤務しながら書道や中国語を学び、書道を使った映像作品を制作している。
イメージフォーラム「ヤングパースペクティブ2016」入選。第5回新千歳空港国際アニメーション映画祭「日本コンペティション」ノミネート(2018年)。
本展で展示する「書動」シリーズは、映像の形式を使った書の作品。書のコラージュを成立させるための手法で、書が映像の中で生き続けるためにはどうすればよいかということをテーマに制作している。
今回は初めて、上映ではなく単独の展示形式での作品発表となる。
書動―Animated character― 片岡拓海 映像個展
会期:2022年10月29日(土)〜11月6日(日)
※会期中の土・日曜は作家が在廊し公開制作を行う予定会場:FIGYA(FIGYA_SPOT)
時間:15:00~20:00
※10月29日は、17:00からの作品解説トークが終わり次第終了イベント
作者による作品解説トーク
日時:10月29日(土)17:00~
ゲスト:金原芳山
ゲストプロフィール:1957年8月生まれ。中学入学と同時に親元を離れ、下宿、寮生活に入り、1980年4月大阪本社の住宅メーカーに入社。入社から約10年、学生時代にやっていた書道からまったく遠ざかっていましたが、恩師に声をかけられ、公募展へ出品し始めることになり、現在にいたります。好きな古典は「木簡」です。自由奔放で、伸び伸びとした線質、そして、わくわくする字の形。強く、そしてあまり形にこだわらない性格を持った「木簡」が、私は大好きです。
IFA国際美術協会 会長/台東書道連盟 審査員/書潮会 常任理事/三鼎書道会 理事過去作品上映
日程:会期中の土・日曜(10月29日・30日、11月5日・6日)※ループ上映
会場:FIGYA2階
上映作品:書動文字(10分/2015)、翳浪(6分/2018)、書動―序・タイムコラージュ―(6分/2021)主催:FIGYA
企画・協力:自主上映団体Calling
問合:takumikataoka993@gmail.com
大阪市此花区梅香1-18-19