展示、ワークショップ、パフォーマンスを通じて、わたしたちの感覚の運動を作動させる「拡張された楽譜:Expanded Score」のあり方について再考する、1日だけのパフォーマンス形式の展覧会「EXSCO:拡張するスコア」が、豊中市立文化芸術センターにて開催される。
京都造形芸術大学アートプロデュース学科が行っているプロジェクト「ARTZONE」が主催する企画で、担当教員は美術家・映像作家の山城大督と、視覚文化論などを専門とする林田新。
本企画では、「楽譜 Score」を耳で聴く音楽という領域に限定することなく、多様な感覚の運動を再生するように指示する「装置」としてとらえており、当日は「楽譜」という〈モノ〉に従ってさまざまな〈コト〉が生じるという。
参加作家は、音響作品をはじめとして多岐にわたる表現を手がける八木良太、2019年アルス・エレクトロニカにてHonorary Mentions受賞した小林椋と時里充によるユニット(バンド)「正直」、作曲家・安野太郎と娘・花の親子ユニット「安野花/安野太郎」の3組。特別出品として、塩見允枝子『パフォーマンス作品集 フルクサスをめぐる50余年』の展示とアートプロデュース学科の学生からなるEXSCO Researchによる演奏、《Endless Box》(1963/2011)の映像上映展示も。
日時:2020年1月19日(日)14:00〜18:00
会場:豊中市立文化芸術センター 展示室
出演・展示:八木良太、正直、安野花/安野太郎、EXSCO Research ほか
特別出品:塩見允枝子
料金:入場無料(申込不要)
主催:京都造形芸術大学、豊中市市民ホール指定管理者
問合:豊中市立文化芸術センター チケットオフィス 06-6864-5000(月曜・年末年始休館)
豊中市立文化芸術センター 展示室
豊中市曽根東町3-7-2