肥後橋のThe Third Gallery Ayaにて、「児玉房子の『大阪』」展が開催される。
児玉は1945年生まれ。和歌山県出身だが、長らく東京を拠点に活動してきたため、関西で撮影した写真があったことはあまり知られていない。
本展では、デビュー作ともいえる〈Osaka’ 69〉を含め、児玉の原点とも言える「大阪」を撮った作品を発掘し展示する。
また会期中には、大阪を拠点に長年活躍してきた写真家・糸川燿史との対談を開催。2人の写真家が、どのような写真論、大阪論を繰り広げるのか、注目だ。
1945 和歌山市に生まれる
1967 桑沢デザイン研究所・写真科卒業
1970 「世界写真年鑑」(平凡社刊)“若い眼”に選出
富士ゼロックスPR誌「グラフィケーション」、新聞、単行本に写真発表受賞
1993 日本写真協会年度賞
1995 第三回桑沢賞
会期:2023年1月28日(土)〜2月25日(土)
会場:The Third Gallery Aya
時間:水〜金曜 12:00〜19:00、土曜 12:00〜17:00、火曜はアポイント制(info@thethirdgalleryaya.comへ前日12:00まで要予約)
トークイベント
糸川燿史(写真家)+児玉房子
日時:2月23日(木・祝)17:00〜18:30
会場:The Third Gallery Aya(5名)/YouTube配信
参加費:1,500円
申込先:Webからはこちら/06-6445-3557糸川燿史|ITOKAWA Yohshi
写真家・映像作家
1934年生まれ、大阪市在住。
1955年より、大阪の街とポートレイトを撮りはじめる。
1960年代後半から、新しい音楽、演劇活動などに積極的に関わりはじめる。
1970年代には、主として「プレイガイドジャーナル」「HIP」「JTB旅」「マンスリーよしもと」などの雑誌に作品を発表。
1980年頃より、自主映像作品を製作し、映画「東京ダンシング!アフリカ」などのドキュメンタリー、「レモンセッケン」シリーズの映像作品を発表する。※同ギャラリーのある若狭ビル内の4ギャラリーが、1月末の同時期に展示を開催。
参加ギャラリー:Calo Bookshop & Cafe (5F), SAI GALLERY (4F), Yoshimi Arts (3F), The Third Gallery Aya (2F)
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル2F