大阪市平野区にある、パンとお話のお店「Appleの発音」。店主で文筆家の青木俊介が、パンをつくり、名前を考え、そのパンのお話も執筆している。
2021年2月からは、開店13年目にして初めてパンの通販「パンとお話のセット」を開始。毎月のテーマのパンがあり、それにあわせて作られたお話、コラムなどを収録したオリジナルの小冊子と共に届ける、同店ならではの商品を、月1回のペースで販売してきた。
2023年3月で通販が一旦終了したのに合わせ、2年間に発行した24冊の冊子を一挙に公開する展覧会を開催。毎週末には多彩なゲストを招いたイベントも行われ、パンを味わいながら楽しむことができる。
パンとお話 Appleの発音
ずっとこの「“お話”ってなんですか」という問いに、14年目にして答えをお届けできる日がやってきました。2021年2月から2023年3月まで。
毎月テーマのパン、そのパンのお話を本にしたものを一緒に日本各地のみなさまに通販でお届けしてきました。お話とパンが決まってから、撮影、編集、コラムと絵の描き下ろし、デザイン、プリントして作った、2冊の小さな本。本展覧会はこの全24号の記録であり、2年以上クローズしていたイートインスペースを再開し、あらたな未知への道のはじまりでもあります。
会期中の土曜日はさまざまなゲストをお迎えし、そのテーマのパンを召し上がっていただきながら、お話を朗読していただいたり、イメージしたお料理を作っていただいたり。
パンとお話の世界を存分に味わっていただける時間になればと思います。
(Appleの発音)
パンのお話の展覧会
会期:2023年5月16日(火)〜6月20日(火)
会場:APPLEの発音 イートインスペース
時間:平日10:30~18:00、土曜〜15:00
※パンの販売は通常通り8:30〜18:00休業:日・月曜
料金:展示は入場無料
Saturday Event
日時:5月20・27日、6月3・10・17日 16:00〜(受付は15分前、約1時間を予定)さまざまな方に読んでいただくパンのお話と、パンを同時に味わっていただく特別な時間です。
すべての日にテーマのパンとお茶がつきます(5月20日はお料理、27日はデザートとコーヒー、朗読者2名の日は2種のパンがつきます)。
パンの内容はSNSなどでお知らせいたします。出演者・料金:
5月20日(土)
渡り鳥アザレア食堂(料理活動家)、上田假奈代(詩人、詩業家、NPO法人ココルーム代表理事)
3,500円5月27日(土)
辻野恵子(俳優とか) 朗読
角谷健(lorligine) 南国沖縄の果実を使用して熟成、発酵その場で焙煎した貴重なコーヒーやデザート
3,500円6月3日(土)
辺口芳典(詩人)、AM図書館(文芸ダンスの最高峰)
2,100円6月10日(土)
豊島由香(俳優)、Susuki(詩人)
2,100円6月17日(土)
山下残(振付家・ダンサー)
1,800円※各回定員9名、5月1日(月)より受付開始。メールにて申し込み(予約受付後、主催者からの予約完了メールをもって予約確定)
申込・問合:applenohatuon@gmail.com
大阪市平野区流町1-9-14