現代アーティストと、入院中の重症児やご家族、医療従事者、市民がアートでつながる展覧会
2017年より病院を訪問し患者様やご家族、医療者の方々にアートとの関わりを届けている HITO-IROプロジェクトによる5回目となる企画展。
関西圏の2つの病院に入院中の重症児とご家族、のべ200名が参加しアーティストとコラボした「みんなで作るホスピタルアート」を公開。
作品は、会期終了後には実際に病院内に設置されるもので、モビールや、染色による患者との合作など、3作品を展示します。
また、1人のアーティストによるがん治療中の「セルフケア」につながったアートとの関わりにふれる室内的空間や、
がんサバイバー、重症心身障がい児の方々にとっての、生きる支えとなったポジティブなアートとの関わりを綴るZINEなど。
リアルに「医療へのアートの可能性」に向き合える展示で構成しています。
さらに期間中には、会場で医師やアーティストによるトークセッションや、一般来場者もギャラリーから病院へのアートの制作に参加できるワークショップも開催。医療とアートに関心を持つ人々の交流もはかります。
病院の外では馴染みが少ないホスピタルアート。医療分野でのアートの有用性を社会と共有しこれからの取り組みを活性化できる機会になれば幸いです。(主催者より)
会期:2023年11月15日(水)~26日(日)
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] ROOM 2&3
時間:11:00~19:30 ※最終日は16:00まで
休館:月曜
参加アーティスト:いまふく ふみよ、井上 信太、尾柳 佳枝、宇加治志帆、TAKA、北東紗輝、mi-sha、5SENSES+
企画主催・問合:HITO-IROプロジェクト展示内容:
1)関西圏の2カ所の病院に入院中の多数の重症児やご家族と、アーティストとのコラボ作品をギャラリーで公開。終了後は病院で展示する
「つながるアートの病室」―いまふく ふみよ、井上 信太、尾柳 佳枝、5SENSES+2) 1人のアーティストが、がん治療中に自らのために作ったものや綴った日記、そばにおいてきた物たちのある室内的空間に間近にふれる
「私のセルフケア日記/アート編」―宇加治志帆3) がんサバイバーや重症心身障がい児が経験してきた三者三様のアートとの関わりを綴る
「ZINE:セルフケア/アート編」―北東紗輝、TAKA、mi-sha (手製本協力:michi-siruve)関連プログラム
ワークショップ「ホスピタルアートづくりに参加してみよう」
日時:11月19日(日) 13:30~14:30
講師:井上信太
定員:15名 ※要予約
料金:無料
予約:申込フォームまたはメール(hitoiro11016@gmail.com)で受付中トークセッション「参加型ホスピタルアートで病院はどう変わる!?」
日時:11月19日(日) 15:00~16:30
出演:瀧本裕 (医療法人愛仁会尼崎だいもつ病院 副院長)、井上信太(アーティスト)、川西真寿実(ホスピタルアートディレクター//HITO-IROプロジェクト)
定員:25名 ※予約優先
料金:無料
予約:申込フォームまたはメール(hitoiro11016@gmail.com)で受付中アーティストトーク
日時:11月26日(日) 13:30~15:00
出演:いまふくふみよ、井上信太、宇加治志帆(予定・変更の可能性あり)
料金:無料
※予約不要
大阪市西区江之子島2-1-34