粟国久直、井上廣子、ひらいゆう、の3名の作家が参加する展覧会「【境界】borderline-わたしとワタシと私の観る世界 -[序章]」が、西天満のMI galleryにて開催される。企画は、インディペンデント・キュレーターの日田直希。
展覧会:企画コンセプト
今回の企画のメインテーマは“共に生きてゆけるのか”というフレーズである。 共に生きるという事はある意味での「妥協」+「尊重」のバランスである。 ここからコミュニティー(生活環境)のあり様、私たちの生きる「世界」のイメージを抽出する。
(展覧会ウェブサイトより引用)
井上廣子はドイツから、ひらいゆうはフランスからの帰国展示となる。ひらいゆうの国内初展示の油絵も展示予定。
参加作家
粟国久直 / Hisanao Aguni
2007年 「沖縄文化の軌跡 1872~2007」沖縄県立博物館・美術館(沖縄)
2008年 「情熱と戦争の狭間で」沖縄県立博物館・美術館(沖縄) 「沖縄・プリズム」 東京国立近代美術館(東京)
2015年 「Re/Generation 社会と芸術」 浦添市立美術館 (沖縄)
プロジェクト制作「Crossing」
2012年 粟国久直・土江真樹子・大山健治「Paranticasita」
2014年 粟国久直・土江真樹子・大山健治・長谷川智樹・宮城さつき 国内個展グループ展多数井上廣子 / Hiroko Inoue
2011年 「Inside-Out」ウィーン美術館(ウィーン・オーストラリア)
2016年 「Mori」MAK美術館(ウィーン・オーストリア)日本人としては初めての作品展
2017年 港都KOBE芸術祭 (神戸・兵庫)
2018年 「Silver Lining」ギャラリーベルナウ(ベルリン・ドイツ)
2019年 Die Grosse 2018 クンストパラスト美術館(デュッセルドルフ・ドイツ)
2020年 HERI/HISTORY 岸和田市立自泉会館(岸和田・大阪)
日本国内外個展グループ展多数2004年 文化庁文化交流使(オーストリア)
ひらいゆう / Yu Hirai
1963年東京生まれ。1983年渡欧、Ecole Superieure des Beaux Arts La Cambreブリュッセルでドローイングを学ぶ。写真は独学。1989-92年バルセローナ、1993-1999年ベルリンで制作活動の後、 Light Work シラキュース大学/アメリカや、アイルランド国立現代美術館でのレジデンス プログラムに参加。ユネスコ/Aschberg 奨学金を得て、メキシコで写真作品制作。2002年にシテ・デ・ザールのレジデンスプログラムに招待され、それ以降パリ在住。日本国内外個展グループ展多数
【境界】borderline-わたしとワタシと私の観る世界 -[序章]
会期:2020年3月10日(火)~28日(土)
会場:MI gallery
時間:13:00~18:00
休廊:日曜・月曜日
料金:入場無料
問合:日田直希 ssonagurupu@yahoo.co.jp
※予定されていたトークイベントは、コロナウイルス拡散防止のため中止。3月10日(火)と14日(土)は参加作家3名とも在廊の予定。
大阪市北区西天満1-2-23 北浜ミトオリビル1F