一般社団法人生きた建築ミュージアム大阪は、2024年10月26日(土)、27日(日)の2日間にわたり、大阪の魅力的な建築を一斉に無料公開する「生きた建築ミュージアム(通称:イケフェス大阪)2024」を開催する。
2014年にはじまったイケフェス大阪は、地域の歴史的な建物からモダンなデザインの建築まで、多彩なプログラムを通じて、大阪の建築文化を体験できるイベントだ。今年で11回目を迎える今回は、初参加を含む約180件もの建物の公開が予定されており、過去最大の規模となる。昨年に引き続き、アートディレクションとデザインをデザイナーの芝野健太が担当。イラストレーター・山内庸資の描いたメインビジュアルは、建築を「生」の字に見立て、生き生きとした建物やまちのにぎわいを表現している。
イケフェス大阪での魅力的なプログラムは、大きく4つのタイプに分かれる。1つ目は、普段は入ることのできない内部を自由に見学できる「特別公開」。2つ目は、建物所有者の案内で建物内を巡る「ガイドツアー」。3つ目は、テーマに沿って専門家の解説を受けながら、複数の生きた建築を巡る「スペシャルツアー」。4つ目は、トークセミナーやワークショップ、休日特別開館などのプログラムだ。
事前申し込みが不要なプログラムも100以上用意されており、建築やデザインに関心の深い人はもちろん、誰でも気軽に楽しむことができるのも嬉しい。各プログラムは公式サイトのマップにもまとめられており、何気なく通っていた道のそばにも、魅力的な建築物が多数あることに驚くかもしれない。大阪の多様な建築文化に触れ、地域の魅力を再発見してみては。
会期:2024年10月26日(土)、27日(日)
会場:大阪市内を中心に各所
参加建物等:174 (2024年9月1日時点)
時間:10:00~17:00
料金:入場無料
※建物ごとに公開日時は異なる
※前後の期間にプレ・アフタープログラムも実施予定
※詳細はこちらを参照