茨木市が主催し、アーティストの稲垣元則と藤本聖美によるアートプロジェクトユニット・One Art Projectが企画・運営している「SOU(ソウ)―JR総持寺駅アートプロジェクト」(2018年〜)。駅改札前にある高さ2.6mの自由通路壁面に、さまざまな作家の作品を大型プリントにして展示するもので、半年ごとに展示を更新し、絵画や写真、現代アートや児童画など多様な表現を紹介している。
同プロジェクトに参加経験のある3名の作家を招いた展覧会「理性的な問いと、不合理な答え」が、2024年10月26日より茨木市福祉文化会館(オークシアター)にて開催される。
絵を考えることは、絵の上で考えなければいけない。絵の上で考えることは言葉ではなく、むしろ言葉を取り除いていくことかもしれない。私たちはある時に気づきます。もしかしたらずっと言葉で絵を見てしまっていたのではないかと。
今回は現在第14回SOUに参加の櫻井類(b.1981 兵庫在住)と、第1回SOU参加の松田啓佑(b.1984 京都在住)、第2回参加の三宅砂織(b.1975 京都在住)を紹介。それぞれの作家の絵画への問いと飛躍について考え、作家が描くことによって至った独自の表現を紹介します。
※ 第14回SOUに参加の長谷川繁の作品は本展で展示を行いません。(Webサイトより)
real SOU#14+「理性的な問いと、不合理な答え」
出展作家:櫻井 類、松田 啓佑、三宅 砂織会期:2024年10月26日(土)〜11月17日(日)
会場:茨木市福祉文化会館(オークシアター)2階
時間:11:00〜18:00(入場は17:30まで)
休廊:月・火曜 ※11月4日(月・祝)はオープン
アーティストトーク
展示作家である櫻井類、松田啓佑、三宅砂織が、制作と独自の表現について語る。
日時:11月9日(土)17:30〜
会場:茨木市福祉文化会館2階 展覧会場
※参加無料・予約不要特別連携企画
Barrack企画展:Funny boneと移動する日常
愛知県瀬戸市を拠点に活動する作家、近藤佳那子と古畑大気によるアートユニット・Barrack(バラック)が企画する現代美術の展覧会。
茨木市駅前4-7-55