天満のギャラリー、hitotoにて、曽田朋子(ミミヤマミシン)による着る遊具のシリーズ「ブブンウェア」の展覧会「部分の服を着る途中」を開催。hitotoでは、はじめての曽田の展覧会となる。
「ミミヤマミシン」とは、ミミは端(edge)、ヤマはジグザグ縫い(zigzag)を示す記号。布の端をかがるミシンを使って “端”をつくり、できた“端”をジグザグ縫いで螺旋状に縫っていく、”部分”と”途中”で構成されている。
本展は、ミミヤマミシンが帽子などの商品と並行してつくり続けている、着る遊具のシリーズ「ブブンウェア」の展覧会となる。“着る遊具”とは着ようとすることでその形がわかるような感覚、その空間がわかるような感覚を遊ぶための道具を意味する。そうして、だれかが遊んでいる様子はひとつの風景となり、それが公園や空き地、原っぱのような場所性を帯びていく。パフォーマー、ダンサー、グラフィックデザイナーなど、多様なクリエイターと共同制作を行う彼女だからこそのプロダクトシリーズ。
また、会期中には、服のほころびややぶれ、虫喰いの穴にミミヤマ生地をあてがう「ミミヤマ手当て」の受付も行っている。
会期:2020年7月4日(土)〜18日(土)
会場:hitoto
開館時間:13:00〜19:00
休廊日:火曜・水曜日
問合:info@hitoto.info
大阪市北区天神橋5-7-12 天五共栄ビル301