
かつて千日前の味園ビル内にあったCafe Qをダンサー・振付家の東野祥子とともに運営し、その後大正でDISCO BEANSをオープン、さまざまなアーティストに表現の場を提供したオーナー・Yuka。DISCO BEANS閉店後は16年間オーストラリアで暮らしていたが、2025年に帰国し、大国町に新たなギャラリーカフェ「Scent Gallery Cafe Mikayama」をオープンした。幅広い人脈を活かして多彩な企画を展開している。
2025年10月22日(水)からは、5名のアーティストが参加するグループ展「SOMETHING ENTERED」が開催される。
参加アーティスト
小灘精一 Seiichi Konada
コラージュユニットの「ツーバックス」や路上騒音散布集団「騒音の夕べ」など主にストリートを中心に活動をしている。
個人名義では絵画でも文字でもない知覚を伴った線を引く行為に興味がある。Yasunobu Suzuki 鈴木 康允
1987年和歌山生まれ。2019年より大阪を拠点に写真活動を開始。
都市のスナップを通して、写真におけるイメージと構造の可能性を探求。
近年は、個展やグループ展への参加、ZINEの制作など精力的に活動している。ツカモトマサシゲ Masashige Tsukamoto
1996年 愛知県生まれ
2019年 名古屋芸術大学 卒業
2021年 大阪芸術大学 大学院 修了
2023大阪芸術大学 非常勤 副手 任期満了
塑造を用いて、歪さや醜さのなかにある美しさをテーマに関西圏を中心に個展やグループ展などで活動中。
歪さや醜さは、現代社会において弾かれ、隠されるべきものであるという風潮があるように感じます。
しかし、歪で醜い感情や形の中にこそ一瞬の美しさがあります。
そうした一瞬の美を形に残すことで、その正体を探るべく制作をしています。Yüiho Umeoka
デジタル時代におけるアナログ映像技術の可能性をテーマに作品を制作。此花区を拠点に映像 作家として活動中。
プログラミングと映像を用いた作品の製作、メディアオーサリング、映像作品 の製作、小規模イベントの映像/音響オペレーター・映像配信など幅広く活動を行なっている。中田粥 Kayu Nakada
1980年東京生まれ。大阪を拠点に活動する音楽家、サウンドアーティスト。主に電子楽器数台分の短絡させた回路基板を剥き出しのまま積み上げるか、吊るす方法で演奏や展示を行う。
Group exhibition SOMETHING ENTERED at Scent Gallery Cafe Mikayama
会期:2025年10月22日(水)〜11月2日(日)
会場:Scent Gallery Cafe Mikayama
時間:15:00〜21:00
料金:入場無料
アーティスト:
小灘精一(ドローイング)
Yasunobu Suzuki(写真)
ツカモトマサシゲ(彫刻)
Umeoka Yüiho(ヴィデオアート)
中田粥(サウンドインスタレーション)公開設営
日時:10月22日(水)、23日(木)15:00〜21:00Opening Reception
日時:10月24日(金)19:00頃〜
Donation for artists
LIVE:金福ブラザーズ(小灘精一 + 阿尾直彦)、中田粥
DJ:Junya HiranoChatting Florentine 〜雑談会〜
日時:10月25日(土)15:00〜21:00
在廊作家:Yasunobu Suzuki、中田粥、他18:30〜 ライブ
出演:線描 + 中田粥雑談:線描、Yasunobu Suzuki、中田粥
線描 プロフィール
庭師/MC
東京出身、京都市左京区在住。
庭師を生業とし、多くの文化財庭園の管理、修復に携わる。現在は130年ほど前の明治期の古庭園の専属庭師として、約400坪の日本庭園を一人で管理している。
伝統的な技法や景観の保存を重要視し、自ら培養したバクテリアを用いた環境改善や、庭から発生する物を活かした土壁素材の作成などに取組み、独自の循環型の管理を確立している。
また、時々ラップしたり文を書き、国内外の芸術性の高いMC達とマイペースに交流している。アートコレクティブ[生きる]、神田剛誌との[特異点]、フリースタイル集団[左京君]でも活動。
大阪市浪速区敷津西1-5-20