
本展は、栗田咲子と田中秀和、2人の画家による公開制作展示で、2016年に続く第二回となります。
栗田は、日常生活や旅で出会った事物を自由に組み合わせて、白昼夢のような、少し不思議な具象画を制作しています。 田中は、落書きを起点に、偶然性や身体性から導き出される、無意識的イメージを意図して作品に織り込むことで「時間表現」としての抽象画を探究しています。
表現は違えど互いに絵描きとして長年リスペクトしあう2人の、イメージによる対話と絵画の実験にぜひお立ち会いください。(FUKUGAN GALLERY)
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栗田咲子
1972年 岡山県生まれ 大阪府在住。1997年 京都市立芸術大学大学院 修了。
FUKUGAN GALLERY/大阪(’99~’23)、ギャラリーモーニング/京都(’09~’24)、ギャラリーノマル/大阪(’24~’25)などで個展、グループ展。
「VOCA2000」上野の森美術館/東京、「絵画の庭―ゼロ年代日本の地平から―」(2010)国立国際美術館/大阪、「わくわくワンダーランド栗田咲子展」(2024)蒜山ミュージアム/岡山 などに出品。田中秀和
京都市立芸術大学大学院後期博士課程油画領域修了。
COHJUcontemporary art(京都)所属。Chelsea College of Arts(イギリス)にて現代絵画を学ぶ。絵画における時間表現の研究を行いながら、抽象絵画の作品発表を続ける。また、VJや映像演出を通じて、光と時間をテーマにした空間表現にも取り組む。ファッションブランドとのコラボレーション、壁画や仏像への彩色など、メディアの枠を超え幅広く創作活動を行う。2005年広島市現代美術館「新・公募展」奨励賞受賞。その他個展多数。
会期:2025年11月14日(金)〜12月1日(月)
会場:FUKUGAN GALLERY
時間:13:00〜19:00
休廊:火〜木曜 ※訪問の場合は要事前予約
料金:入場無料
会期中イベント
日時:11月16日(日)19:00〜
出演:栗田咲子(オルガン)、大野雅彦(ギター)、田中秀和(ライブペインティング)
料金:1,000円
※予約不要問合:06-6253-3266
大阪市中央区西心斎橋1-9-20 4F



