芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2020.08.05
#シネ・ヌーヴォ#MOVIE#SCREENING#大阪市#九条

人間と社会を描いた映画監督、内田吐夢の没後50年特集上映が
シネ・ヌーヴォにて開催。代表的なリアリズム作品『土』、
吉川英治原作の『宮本武蔵』シリーズなど25作を公開。

人間と社会を描いた映画監督、内田吐夢の没後50年特集上映がシネ・ヌーヴォにて開催。代表的なリアリズム作品『土』、吉川英治原作の『宮本武蔵』シリーズなど25作を公開。

戦前から戦後にかけ、真っ向から人間の姿と社会を描き続けた映画監督、内田吐夢の没後50年記念特集上映がシネ・ヌーヴォにて開催中だ。

社会への眼差しと独自のリアリズムをもとに、“トム・コメディ”と呼ばれる喜劇をはじめ、ダイナミックな時代劇や、現代社会の弱者の存在を見つめる作品を手がけてきた内田。彼の活躍の背景にあるのは、旅役者の一座に混じり、演じ手・労働者として各地を放浪した日々や、終戦間際に入社した満州映画協会の理事長である甘粕正彦の敗戦時の自決、そして、その後7年間の中国抑留といった波乱に満ちた人生だ。

本企画では、劇映画第一回監督作品『虚栄は地獄』、貧しい農民一家の暮らしを描いた『土』や、溝口健二や小津安二郎らの協力を得て制作された、日本帰還後の復帰第一作となる『血槍富士』、アイヌ民族問題に迫った『森と湖のまつり』、吉川英治の国民的小説を原作とした『宮本武蔵』シリーズなど25作を一挙に公開する。

特集上映「没後50年 映画監督 内田吐夢」

日時:2020年7月25日(土)〜8月28日(金)

会場:シネ・ヌーヴォ

料金:当日券 一般1,500円、学生・シニア1,100円、会員・高校生1,000円、当日5回券6,000円、シニア5回券5,000円、会員5回券4,500円

問合:info@cinenouveau.com

※上映スケジュールはシネ・ヌーヴォWebサイトをご覧ください
※全席指定(新型コロナウイルス感染予防対策のため、通常の半席のみ。満席の場合は入場不可)
オンライン購入の場合は当日専用窓口で発券、窓口購入の場合は指定席を選択の上、開始時間の10〜15分前から入場

 

トークショー

日時:2020年8月8日(土) ※15:35上映回『宮本武蔵 二刀流開眼』終了後

出演:春日太一(映画史研究家)

 

日時:2020年8月17日(月) ※15:35上映回『真剣勝負』終了後

出演:梶山弘子(『真剣勝負』スクリプター)

 

日時:2020年8月19日(水) ※16:00上映回『人生劇場〜飛車角と吉良常』終了後

出演:上野昂志(映画評論家・批評家)

 

没後50年命日割引

8月7日(金)は内田吐夢監督の50回目の命日。この日の上映作品はすべて1,000円で鑑賞可能。

シネ・ヌーヴォ

大阪市西区九条1-20-24

 

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