
オーストラリアを代表するサウンド・アーティスト、ローレンス・イングリッシュの関西での来日公演が決定。
音を身体的な経験のためのメディアとして扱い、その越境的な可能性への関心を共有することに力を注ぎながら、パフォーマンスやインスタレーションを制作。
近年はサウンドアートのキュレーターとしても活動し、実験音楽にとどまらず、世界中の革新的なアーティストたちのプラットフォームである音楽レーベルROOM40の運営でも知られている。今回の来日公演では、映像作家・牧野貴と共演。
これまで世界130都市以上で上映され、国際的に高く評価されている牧野の映像は、自然現象や既成のオブジェクトから成る素材を、繊細かつ緻密な編集によって、時間芸術として構成された重層的な映像へと変容させる。
これまでも共演してきた両者による、没入感ある音と映像のパフォーマンスは見逃せません。(Webサイトより)
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上映作品
「The Low Storm」2009 16分 音楽:ローレンス・イングリッシュ
牧野とローレンスの初のコラボレーション作品。映像は35mmネガフィルムの静止画から始まり、電子ノイズとフィルムの粒子の増殖によって架空の風景を生み出す。
ローレンスはこの映像を持ってヨーロッパツアーを行い、サウンドトラックを制作した。「Anti-cosmos」2022 16分 音楽:ローレンス・イングリッシュ、ラッセ・マーラウグ、牧野貴
本作品は井筒俊彦氏の著書「コスモスとアンチコスモス」からインスピレーションを受けて制作された。この著書は私がこれまでの芸術活動の中で探求してきたコスモスとカオス、そしてミクロコスモスとマクロコスモス、外的イメージと内的イメージの関係性等の考えに大きな示唆をもたらした。自分がこれまで極端なアブストラクト表現において実践してきた活動は、一貫して鑑賞者の想像力を刺激し増幅させる装置としての映画作品を制作し、世界中で発表する事だった。アンチコスモスとは既に存在しているコスモス (秩序、常識、 固定観念とあえて解釈する)を刺激し新たな世界への扉を開放しようとする行為そのものの事を指すが、自分の活動そのものがアンチコスモス的だと言える事に気付いた。これまでに使用したことの無いようないくつもの具体物が撮影された映像を、幾千も重ね合わせ合成し反響させ、世界共通の記憶のような光の渦を制作した。(牧野貴)
※2023年 上海ビエンナーレ日本代表作品「Double Phase」2020 ローレンス・イングリッシュによるライブ演奏付き上映 約30分
本作品は2019年にオーストラリアで撮影され、2020年にAsia Topa Festival Melbourne で初演公開された。当時オーストラリア各地で起こっていた大規模な山林火災の影響を非常に強く受けている。
光の全く当たらない深夜のマングローブ林で見上げた空の赤み、飛行機から見えた火災の様子、オーストラリアという国が持つ自然の力、全てをこの作品に注ぎ込んだ。
※2020年韓国国際実験映画祭Exis 最優秀賞受賞作品「新作(タイトル未定)」2026 ローレンス・イングリッシュによるライブ演奏付き上映 約20分
牧野貴&ローレンス・イングリッシュ Japan Tour in シネ・ヌーヴォ
日時:2026年5月15日(金)18:45 開場 19:00開演
会場:シネ・ヌーヴォ
料金:一般 2,000円 U30・会員 1,500円 ※他割引なし、招待券・回数券使用不可
チケット:5月8日よりシネ・ヌーヴォ窓口・オンラインにて販売開始協力:Bart.lab
大阪市西区九条1-20-24


