「Under 35 Architects exhibition」など、大阪・関西で若手建築家支援に取り組んでいるNPO、アートアンドアーキテクトフェスタ。2011年より、代表の平沼孝啓(建築家)のオフィスを会場として、デザイナーやアーティスト、建築家などを招いてのトークイベントも企画してきた。2021年1月には、2名のファッションデザイナーと2名のアーティストを招いて連続トークイベントを開催する。
ファッションデザイナー編に登場するのは、熊切秀典と森永邦彦。それぞれクールジャパン機構前CEOの太田伸之と対談を行う。
熊切は2007年に自身のブランド「beautiful people」をスタートし、2017年よりパリコレクションに参加。2020年に「毎日ファッション大賞」大賞を受賞した。
森永は2003年「ANREALAGE(アンリアレイジ)」として活動を開始。2019年フランスの「LVMH PRIZE」のファイナリストに選出され、同年「毎日ファッション大賞」大賞を受賞している。
アーティスト編には、齋藤精一とミヤケマイが出演。
フリーランスのクリエイターとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立した齋藤は、2016年よりRhizomatiks Architectureを主宰。2020年組織変更により名称をPanoramatiksと改め、俯瞰的な視点でこれまで繋がらなかった領域を横断し組織や人を繋ぎ、仕組みづくりから考えつくるチームを立ち上げた。今秋奈良県で開催された「MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館」のプロデューサーを務めたほか、2025年大阪・関西万博People’s Living Labクリエイターなど、行政や企業などの企画や実装アドバイザーも数多く行っている。
一方のミヤケは、日本の伝統的な美術や工芸の繊細さや奥深さとテクノロジーを同列に扱い、 過去・現在・未来をシー ムレスにつなげながら、物事の本質や表現の普遍性を問い続ける美術家。最近では、ICOM京都大会/二条城・世界遺産登録25周年 記念「時を超える美の基準」(2019年)、さいたま国際芸術祭2020などで作品を発表している。
アーティスト編の対談相手は森美術館前館長の南條史生(美術評論家)が務める。
Aレク AAF レクチュア共同企画 連続トークイベント
ファッションデザイナー編・アーティスト編日時:2021年
1月13日(水)〜21日(木)4月19日(月)~23日(金)19:00〜20:30※再延期会場:平沼孝啓建築研究所
出演:
4月19日(月) ミヤケマイ (アーティスト)
4月20日(火) 齋藤精一 (アーティスト)
4月22日(木) 森永邦彦 (ファッションデザイナー)
4月23日(金) 熊切秀典 (ファッションデザイナー)対談:<ファッションデザイナー編>太田伸之(実業家)、<アーティスト編>南條史生(美術評論家)
モデレーター:平沼孝啓(建築家)料金:1,000円
定員:60名(当日会場にて先着順座席選択)*https://d.aaf.acより要事前申込
問合:特定非営利活動法人(NPO法人)アートアンドアーキテクトフェスタ info@aaf.ac
大阪市西区南堀江2-9-14 4F