岡部太郎の写真展「奇跡よりもふしぎ」が、2021年4月10日(土)よりiTohenにて開催している。
障害のある人とともに個の生き方を支え合うコミュニティをつくるべく、多彩なアートプロジェクトを展開する一般財団法人たんぽぽの家に所属する岡部。学生時代はフィルムカメラに取り組んでいたが、しばらくの間離れ、「不要不急の外出は避けて」というこの時期に、ひょんなことからプロ仕様のデジタルカメラを手にした。本展は、PCでの画像の現像方法を、以前から親交のあるiTohenのオーナーに教わるなかで立ち上がったという。
会場には、肖像的に切り取られた家族との団らんのひととき、自身の日課である早朝の散歩で目にした風景、たんぽぽの家の日々の様子などをとらえた写真が並ぶ。そこには、目の前にあるものごとを受け入れ、静かにまなざす岡部の視点が浮かび上がる。
会期:2021年4月10日(土)〜
26日(月)のうち土・日・月曜日 ※4月24日(土)~26日(月)はコロナ感染拡大の状況を鑑み休業、5月8日(土)~10日(月)に順延開場時間:11:00〜18:00
会場:iTohen
※入店時に要1ドリンクオーダー(利用代金の5%を作家に還元)
問合:06-6292-2812
大阪市北区本庄西2-14-18
富士ビル1F