「いつもアグレッシブな劇場」を掲げ、舞台創作の新たな挑戦を支援する日本橋のin→dependent theatreが、保有する空間のひとつであるin→dependent theatre 2nd（以下、2nd）を2021年7月にリニューアルオープン。柿落としとしてシリーズ公演を同年7〜10月にかけて開催する。

2021年5月3日（月）に第1弾として発表されたラインナップは、20年以上の歴史を持つ最強の一人芝居フェスティバル「INDEPENDENT:4SS / JAPAN TOUR」、シチュエーションコメディを得意とする関東拠点の劇団・アガリスクエンターテイメントの『かげきはたちのいるところ』。そして、『福島三部作』で第64回岸田國士戯曲賞を受賞した谷賢一率いるDULL-COLORED POPの『丘の上、ねむのき産婦人科』、高知県土佐清水市出身の竹田モモコが主宰し、幡多弁でコントや会話劇を展開するばぶれるりぐるの第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞作『いびしない愛』。

また、5月20日（木）には第2弾として、日本手話を本格的に取り入れたももちの世界の『華指1832』、ダンス・アクション・芝居を織り交ぜたエンターテインメントをつくり出す女性5名のユニットCheeky☆Queens、「笑いとドラマの奇跡の融合」を目指すThe Stone Age ヘンドリックスの『頭なら前からおかしい』、無国籍ファンタジーを基盤に物語をつむぐ彗星マジックの書き下ろし新作『ラルカノウッド』と、登場するすべてのカンパニーと作品が発表された。

リニューアルする2ndは、以前よりも広く余裕のあるつくりになり、多様な舞台制作・公演に対応する。in→dependent theatreともゆかりの深い劇団の作品とともに、新たな劇場空間を堪能したい。