岩崎正裕率いる劇団太陽族と、精神科医で劇作家のくるみざわしんが主宰する光の領地の共作舞台『イエロースプリングス』が、2021年6月25日(金)から東心斎橋のウイングフィールドにて開催される。
本作は、戦時中に「敵性外国人」として強制収容所に入れられた日系アメリカ人の親子が、戦争終結後に東部の田舎町・イエロースプリングスで暮らす時間を描く。くるみざわが日系アメリカ人の国際ジャーナリスト、エィミ・ツジモトへ取材を行って劇作を書き下ろし、岩崎の演出のもと、国家や宗教、戦争、差別、貧困という人間を取り巻くテーマを問おうと試みる。
社会のなかで生じる多様な問題に、演劇を通して応答してきた両団。日系移民の人々の記憶と人生を辿る物語は、私たちが生きる現代のありようをまなざすきっかけを与えてくれるかもしれない。
期間:2021年6月25日(金)〜29日(火)
会場:ウイングフィールド
料金:一般前売3,300円、一般当日3,600円、U-22前売2,300円、U-22当日2,600円
問合:taiyozoku@osaka.email.ne.jp
*上演時間などの詳細は劇団太陽族のWebサイトを参照
*チケット予約はカルテットオンラインまたは劇団太陽族の予約フォームから申込可能
*一部オンライン配信あり
大阪市中央区東心斎橋2-1-27