大阪を拠点に紙箱や紙管などの印刷・加工を手がけるTAISEI株式会社が2017年にスタートした「大成紙器製作所」。同社の創業時の社名を冠したこのブランドは、紙の価値を再発見する新たな日用品「紙器具(しきぐ)」を提案してきた。アートディレクションは原田祐馬氏が主催する大阪のデザインスタジオ・UMA/design farmが手がけている。
11月にオープンしたブランドサイトには、これまでにリリースされた紙器具が一挙にラインアップ。紙の風合いを生かしたステーショナリーはもちろん、紙の常識を変えるような使い勝手のよいトレイや書類ケース、なかには自然気化式の紙製加湿器といった製品も。
いずれも生活空間にすとんと馴染むカラー展開で、かゆいところに手が届くアイデアが形になっている。年末のデスク周りの整理に、お世話になった人へのプチギフトにと、この時期重宝するアイテムが目白押しだ。
新製品や展示会、取り扱い店舗などの情報が配信されるほか、もちろん気になる製品があればその場で購入することも可能。サイト制作は京都のWeb制作会社・FROTSQUARNEL。
さらに、11月6日(水)〜12日(火)には、阪神百貨店梅田本店「明日が楽しみになる手帳タイム」に同ブランドのポップアップショップが登場。展示会ではおなじみとなった紙管でつくった什器に、「GMUND AWARD 2019」にノミネートされた新作の「TWO TRAY」や蓋を開ける時のポンッという軽快な音が楽しい筒型ぽち袋「POCHI-PON」などが並ぶ。
来年の干支・子(ねずみ)をあしらった「POCHI-PON」は、てらおかなつみ氏のイラストと、デザイナー・小林一毅氏によるグラフィックの2種展開。そのほか新作も並ぶ予定なので、人気のデザインは早めに手に入れたい。
大成紙器製作所 公式Webサイト
https://www.taisei-shiki.jp「明日が楽しみになる手帳タイム」
日程:11月6日(水)〜12日(火)
場所:阪神百貨店梅田本店 各階イベントスペース
※大成紙器製作所は3階に出店
阪神百貨店梅田本店
大阪府大阪市北区梅田1丁目13−13