2023年3月に開催が予定されている「大阪アートフェスティバル」。2025年大阪・関西万博に向け「アートの魅力発信」や「将来の担い手育成」を図るため、大阪府が新たに実施する事業で、運営はオール大阪アートパートナーズ共同企業体(株式会社E-DESIGN・TSP太陽株式会社 大阪支店)が受託している。
この事業の一環として開催される展覧会は、大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)を会場とし、中堅や若手アーティストの作品を一堂に紹介。関西を拠点に活躍する現代美術ギャラリストによる推薦アーティストと、日本を代表するアートの専門家による審査を経て選出された公募アーティストの2部門から構成される。
その公募部門の出展アーティスト募集が、2022年12月23日から始まった。対象は18歳以上40歳以下、居住地・活動拠点の地域は問わない。選出されたアーティストには、作品制作・搬入・展示設営費などの経費について10万円を上限に補助が出るほか、展示アドバイザーによる作品選定、展示構成、販売に向けたアドバイスなども受けられる。
募集期間:2022年12月23日(金)〜2023年1月20日(金)23時59分
募集人数:10名(組)程度
作品ジャンル:不問(平面・立体・映像・写真・インスタレーション・その他)
応募料及び出展料:いずれも無料
作品制作・搬入・展示設営費等の補助:作品制作、輸送、展示設営、応募や出展に付帯する経費(例:材料費、映像機器等の展示備品、 工具、交通費・宿泊費等)について、10万円(税別)を上限に補助。
応募資格:
以下の要件をすべて満たすこと。
1. 18歳以上40歳以下(2023年3月1日時点)であること。
2. 展覧会期間中[3月10日(金)〜12日(日)] は、原則出展者が会場に常駐し、来場者の対応(作品説明、商談等)を行えること。
3. 出展者またはその代理人が作品販売に係る手続きについて責任を持って行えること。(販売作品の引渡しは会期後に行う)。
4. 会期中、作品は5点程度展示すること。なお、配分されるスペースに限りがあるため、作品の大きさ等によって齟齬が出る場合は、展示の際に主催者と相談の上決定すること。新作・旧作は問わない。
5. 居住地・活動拠点の地域は問わない。選考方法: 「大阪アートフェスティバル」出展アーティスト公募選考委員会で審査。
《選考委員》(敬称略・五十音順)
木ノ下智恵子(大阪大学21世紀懐徳堂 准教授)
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー株式会社 代表取締役社長)
矢作 学(森美術館アシスタント・キュレーター)
上記に加え、一般社団法人日本現代美術振興協会(本展企画協力)選考基準:
・芸術性の高い作品であること
・独創性の感じられるものであること
・国際的な発信が期待できるものであること
・萌芽性を予感させる作品であること応募方法、選考結果の通知、全体スケジュールなどは、「大阪アートフェスティバル」Webサイト参照。
問合:「大阪アートフェスティバル」出展アーティスト公募事務局 (オール大阪アートパートナーズ共同企業体) kobo@osaka-art-festival.jp