大阪文化芸術事業実行委員会（構成員：大阪府、大阪市ほか）では、コロナ禍の影響を受けた府内の文化芸術活動の継続・回復を目的として、大阪府内の施設を利用して公演や作品展示を行う個人又は団体に対して「大阪文化芸術創出事業　活動支援補助金」を交付している。
2023年度は7〜8月、9〜10月、11〜12月の3期に分けて実施予定で、1期あたりの交付予算は9,000万円（予定）。
2023年度第1期（7〜8月）の申請は、5月12日まで受付中だ。

補助の要件は、府内の登録施設にて、不特定多数の観客に対し有料の舞台公演又は作品展示を行うこと。展示については、入場料が無料でも会場で作品販売を行えば対象となる。過去に同種の活動を主催した実績が必要。
対象経費は公演日または展示日の施設使用料で、上限額は公演の場合、1公演1日あたり上限50万円、最大2日分（100 万円）まで、作品展示の場合、1展示会期あたり上限50万円まで。

4月11日現在、府内のライブハウス、ギャラリー、劇場、公立施設など333施設が登録されている。登録されていない施設を利用する場合は、施設の所有者または管理者が登録申請する必要がある。

他の助成金に比べて交付申請書の記入事項が少なく、過去に業として舞台公演又は作品展示を主催していたことが確認できる資料があれば、個人でも比較的簡単に申請することができる。