やりたいことがあってウズウズしているクリエイター、大募集! なんばで、クリエイターインレジデンスプログラム「Chokett(チョケット)」がはじまろうとしている。Chokettはまちづくりの一環で、「人を惹きつけ続ける次代のなんば」の創造に向けて行われる。運営するのは、南海電気鉄道株式会社と株式会社ロフトワーク。多様なエンタメと人々が集うエリアであるなんばの強みを生かして、「なんばエリアに訪れたくなる、過ごしたくなる動機づくり」を、クリエイターとともに取り組んでいこうとするプログラムだ。
3ヶ月間なんばを舞台に、まちを訪れる人々も巻き込みながら活動するクリエイターの募集がスタートしている。募集期間は、2023年10月17日(火)〜31日(火)。活動期間は、11月20日(月)〜2024年2月25日(日)の約3ヶ月間だ。審査によって選ばれたクリエイターは、なんばパークス1階にある「Base(108)」を創作活動に使用でき、展示や販売などに活用することも可能だ。活動期間の最後には成果発表イベントも予定している。ほかにも、南海電気鉄道株式会社が所有する施設内のオープンスペースを活動場所にできる権利も得られるという。しかも応募費・活動場所使用費は無料だ(そのほかの特典などは、こちらを確認)。まちなかでなにか表現したい人には、かなりの朗報に違いない。
「Base(108)」はカーニバルモール沿いにあり、人通りも多い。9月22日(金)、23日(土)に実施された「Base(108)」でのプレイベントでは、青山メリヤスによるリメイク古着の0円ショップやカモメ・ラボの今村謙人氏によるDJ屋台づくりワークショップが行われた。人通りが多くなる土日に、オープンスペースで実施されたイベントに多くの通行人が足を止めていた。
Chokettのコンセプトは「ちゃんとふざけるなんかいでも」。ちなみにChokettとは、関西の人々の気質を描写する方言のひとつである、“ちょける”(「ふざける、おどける」の意)を掛け合わせた造語だ。なんばに訪れ時間を過ごす人々が、まるで子どものようにはしゃぎ、ちょける遊び心を引き出し、いつでもどこでも大真面目にふざけられるようにしたいという意志が込められている。
最小単位のエンターテインメントのかたち “ちょけ”が、まちの至るところに実装され、訪れる誰もが演者となれるようなまちを目指していく。なんばのまちを大きな実験場にできる大きな機会。クリエイターの方、なにかしたい方、思うところのある方、思う存分にちょけてみてはいかがだろうか。募集詳細はこちらから要確認。どんなクリエイターが選ばれ、11月からどんなちょけ活動がはじまるのか、今から楽しみにしたい。
募集期間:2023年10月17日(火)12:00~10月31日(火)
※募集サイトhttps://awrd.com/award/chokett_01
審査結果発表:2023年11月10日(金)
活動期間:2023年11月20日(月)〜2024年2月25日(日)
費用:無料