住之江区北加賀屋を拠点とし、本メディアpaperCも運営するおおさか創造千島財団が、2024年度の助成事業の募集を実施している。
おおさか創造千島財団は、大阪の創造環境の向上、すなわちアーティストやクリエイター等が活動しやすい状況を整備し、また創造性が触発されるような環境を生み出すことを目的として、毎年公募助成事業を行っている。
2024年度は、「創造活動助成 for U30」、「スペース助成」、創造的場づくり助成の「A.大阪府内の創造拠点形成・活動支援助成」、「B.ネットワーキング助成 」の4つのカテゴリで募集が行われる。
「創造活動助成 for U30」は大阪府下を活動拠点とする30歳以下の応募者、もしくは大阪府外を拠点とする人やグループが大阪府内下で行う活動を対象とする。大阪を拠点に活動する人はもちろん、大阪で個展やイベントを開催してみたいという人も応募できる。
「スペース助成」は2025年1月から3月のうち最長21日間、クリエイティブセンター大阪(CCO)の象徴的なスペースを無償で提供し、さらに活動資金として100万円を助成するものだ。
創造的場づくり助成は、大阪府内で創造活動の拠点となる場所を既に運営している人や、これから立ち上げ、運営しようとする人を対象とする「A.大阪府内の創造拠点形成・活動支援助成」と、地域を問わず、インターネットを活用した創造環境づくりや仕組みづくりに取り組む人を対象とする「B.ネットワーキング助成 」がある。
2024~26年度の選考委員は、京阪神を中心に長年にわたりカルチャー誌などの編集・執筆を手がける編集者・竹内厚、リクルートホールディングスが2023年にオープンした新たなアートセンター「BUG」のキュレーター・檜山真有、劇団ユニット「したため」を主宰する演出家・和田ながらの3名だ。
2024年度に大阪で新しいプロジェクトに取り組みたいという方は、ぜひ応募を検討してみてはいかがだろうか。