
2009年よりローカル・カルチャーマガジン「IN/SECTS」を刊行するLLCインセクツが、2025年11月1日(土)〜3日(月・祝)に北加賀屋のクリエイティブセンター大阪で開催予定の「KITAKAGAYA FLEA AUTUMN 2025 & ASIA BOOK MARKET」継続・拡大に向けたクラウドファンディングを、9月13日まで実施中だ。
複合的カルチャーを気軽に体験できる場として、インセクツが2016年から開催してきた「KITAKAGAYA FLEA & ASIA BOOK MARKET」(以下、KF&ABM )。本やZINE、イラストレーション、フード、音楽、パフォーマンス、雑貨、アパレルなど、さまざまなジャンルの出展がブレンドしたイベントで、未知の表現や価値観との偶然の出合いが魅力の一つだ。
ABMには、韓国、台湾、中国、香港の4地域と国内の独立系出版社や書店が集結。東アジア地域で本づくりに関わる仲間たちが大阪にやって来て、実際に彼らが制作・出版・販売する本を手に取りコミュニケーションができる、稀有な機会となっている。
インセクツが創立20周年にあたる今年、より多様な表現を紹介するために新たに取り組むのが、愛知県蒲郡市で行われているマルシェ&ライブイベント「森、道、市場」との連携。「森、道、市場」には、北海道から沖縄まで、全国各地の500店以上が参加しているが、その一部がKF&ABMに出店する。加えて、ライブステージのブッキングを「森、道、市場」が担当。どのような顔ぶれになるのか注目したい
今回のクラウドファンディングの目標金額は445万円。集まった支援金は、会場設営費やABM海外組の招集コーディネート費とサポート代などに充てられる。リターンは入場チケットをはじめ、関係者による福袋や語学レッスン、お悩み相談などバラエティに富んでおり、楽しみながらKF&ABMを応援することができる。
「KITAKAGAYA FLEA AUTUMN 2025 & ASIA BOOK MARKET」
クラウドファンディングWebサイト
https://camp-fire.jp/projects/850950/