豊中市立文化芸術センターが、2021年より新たな現代アート事業「とよなかアーツプロジェクト」をスタートする。
本プロジェクトは、音楽、美術、演劇などのジャンルを横断したクリエーションにより、沢山の人が集まる開かれた公共のアートセンターに拡張すること、また新しい創造の波をおこしていくことを期待して実施するもの。美術家・映像作家の山城大督を美術部門プログラムディレクターに迎えて、市民・作家・劇場の協働型コミュニティプログラムと、注目作家が劇場で表現するメディアアート展の2つの領域で展開する。
2021-22年のメディアアート企画は、 アートユニット・MATHRAX(マスラックス)の新作展示や関連事業を開催。
MATHRAXは、電気、光、音、香り、自然物を用いたオブジェやインスタレーションの制作を行う、久世祥三と坂本茉里子によるアートユニット。デジタルデータと人間の知覚との間に生まれる現象に注目し、人が他者と新たなコミュニケーションを創り出すプロセスを探る作品を生み出している。
プレ・イヤーとなる本年は、1人のネイティブアメリカンが厳しい自然を生き延びるための修行の中で、石の声を聴いたという実話からインスピレーションを得て作られた作品「いしのこえ」を特別展示する。
とよなかアーツプロジェクト メディアアート企画
MATHRAX Summer Program いしのこえ会期:2021年8月19日(木)〜9月5日(日)
会場:豊中市立文化芸術センター 和室
時間:10:00~20:00 ※最終日は18:00まで
休館:月曜日
料金:入場無料
問合:豊中市立文化芸術センター チケットオフィス 06-6864-5000
関連イベント
アーティスト・トーク
日時:8月28日(土)16:00~
会場:豊中市立文化芸術センター 多目的室※オンライン開催に変更
出演:MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕(アーティスト)、藤川 悠(茅ヶ崎市美術館 学芸員)、山城大督(豊中市立文化芸術センター美術部門プログラムディレクター)
観覧料:無料
定員:60名(先着順・要事前申込)
申込方法:メールの場合は、件名に「アーティスト・トーク申込」と記入の上、本文に5項目[氏名(ふりがな)、年齢、連絡用メールアドレス、携帯電話番号、参加人数]を記入して 、info-bungei@toyonaka-hall.jp 宛に送信。電話の場合は06-6864-5000まで。(10:00~19:00/月曜休館)
豊中市曽根東町3-7-2