20世紀ドイツの前衛画家WOLSヴォルス(1913〜1951)。夭折の画家といわれ作品数も限られている中、20世紀美術史に大きな存在感を残しています。今回はKafkaの短編集「L’invité des morts」のイメージを表現したオリジナル銅版画展です。不安や孤独を特徴とするKafkaの文学と、緊張感のある繊細な線がどこか不穏な気配をはらむWOLSの銅版画。漠然とした不安に包まれている現代に寄り添うような作品です。ぜひご覧ください。
WOLS 「死者の招き」展 FRANZ KAFKA L’invité des morts
会期:2021年8月16日(月)~9月11日(土)
会場:RAURAUJI
時間:12:00~19:00
定休:日曜、祝日
大阪市西区江戸堀1-23-14 新坂ビル