肥後橋のCalo Bookshop & Cafeにて、森裕人の写真展「ふゆう」が開催。
森は、関西を中心に、カタログ、Web媒体などの広告写真を撮影する写真家。近年は作品制作にも力を入れている。
森が小学生の時に阪神・淡路大震災が発生、同級生との別れを経験し、その同級生のご家族と毎年1月17日をともに過ごしてきた。まだ11歳だった長男を亡くしたご家族と、 彼と同級生である「僕」の25年間の関係を、事実を基に描いたのが小説『さなか』だ。
そして、小学校の一校区(約半径1km)という極めて狭いコミュニティを歩き回って撮りためた、”変わってしまったけれど変わらない彼と過ごしたこの街の風景”を、写真集『ふゆう』におさめた。
本展では、この2つの本からの文章と写真を展示。また限定50部で作られた、写真集『ふゆう』と小説『さなか』をセットにした作品集も販売する。
会期:2022年1月13日(木)~22日(土)
会場:Calo Bookshop & Cafe
時間:12:00~19:00 ※1月15日(土)は18:00まで、最終日17:00まで
休業:1月16日(日)
大阪市西区江戸堀1-8-24
若狭ビル5階
あわせて読みたい記事Editor’s Selects