2021年秋に、写真集『わたしたちのかたち』と日記『ある日突然、目が覚めて』を発表した植本一子の写真展が、名古屋のON READINGでの展示を経て、緑地公園のblackbird booksにて開催される。
植本はこれまで、愛や家族、そして死について向き合って来た激動の日々を日記や写真として発表してきた。
『わたしたちのかたち』には、写真集『うれしい生活』(2019年)のその後の3年間の姿が、亡き夫・ECDへの手紙のようにまとめられている。
一方『ある日突然、目が覚めて』は、文筆家としても活躍する植本が、2021年6〜7月の2ヶ月間の日常を記録したもの。緊急事態宣言やオリンピックなどの社会状況や私生活の中での思いが綴られている。
本展では、額装された写真とともに大量のスナップ写真も見ることができる。
植本一子
1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞、写真家としてのキャリアをスタートさせる。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとしている。著書に『かなわない』『うれしい生活』など。
会期:2022年1月20日(木)~2月6日(日)
会場:blackbird books
時間:10:00~19:00
定休:月曜、第3火曜日
問合:06-7173-9286
豊中市寺内2-12-1
緑地ハッピーハイツ1F
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