2019年12月に出版された植本一子の初の写真集『うれしい生活』。その刊行記念写真展が、渋谷、名古屋の巡回を経て、豊中市・緑地公園のblackbird booksにて開催される。
この10年、植本は夫や娘たち、母親、恋人、友人たちとの極めて個人的な関わり(物語)を日記に残し、著書『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』『台風一過』に発表してきた。
『うれしい生活』には、その間に撮り続けた家族や友人たちの姿が収められている。
植本一子 / Ichiko Uemoto
1984年広島県生まれ。2003年にキヤノン写真新世紀で荒木経惟氏より優秀賞を受賞。写真家としてのキャリアをスタートさせる。広告、雑誌、CDジャケット、PV等幅広く活躍中。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとしている。著書に『働けECD〜私の育児混沌期』(ミュージック・マガジン)、『かなわない』(タバブックス)、『家族最後の日』(太田出版)、『降伏の記録』(河出書房新社)、『フェルメール』(ナナロク社・BlueSheep)、『台風一過』(河出書房新社)がある。
会期:2020年2月29日(土)〜3月15日(日)
会場:blackbird books
時間:10:00〜19:00
定休日:月曜日
問合:06-7173-9286、info@blackbirdbooks.jp
*初日に行われる「植本一子 トークイベント」は満席につき受付終了(2月17日現在)
blackbird books
大阪府豊中市12 寺内2-12-1 1F
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