芸術や芸能と呼ばれる、ある種“役に立たない”とされるものが、端に追いやられてしまう場面が最近よく見かけられます。実際的な利益や数値で文化を測るなんてナンセンスとスルーするだけでなく、そんな事態になっている現在において、私たちが生きるインフラとしての“芸術文化”をもう一度タフに考え、議論することは、これまで芸術文化によって何かしら影響を受け、いろんなかたちで救われた者として積極的にやっていきたいことです。さて、2012年から発行してきたおおさか創造千島財団のフリーペーパー『paperC』が、紙からWebへと移行しました。イベント・展示情報から地域の文化を担う店舗・スポット、活動するつくり手やアーティスト、研究者などなど、大阪の状況を紹介していくWebメディアとして、これからも活動していきます。大阪の芸術文化のいまを考える特集コンテンツもじっくり仕込み中。お楽しみに。
Event
2019.11.15
#+1art#ART#MUSIC#EXHIBITION#TALK#PERFORAMANCE#大阪市#谷町六丁目

50人の作家が参加する+1artのチャリティー展、
今年はアリとヒトの社会にフォーカス

「音」をテーマに、現代アートシーンで活躍するアーティストを紹介するギャラリー、+ 1 art。毎年末に、途上国の女子教育を支援する目的でチャリティー展を開催している。

単なるチャリティー企画ではなく、美術と異分野を組み合わせたテーマを設定しているのがユニークだが、今年は生物学の観点からの「アリとヒトの社会」に注目。アリの社会には、働かない働きアリが一定数存在するという事実は、近年マスメディアなどで取り上げられているが、そのほかにも分業や協調行動、居候やだまし合いなど、興味深い暮らしぶりが見られるという。会期中にはアリの社会構造とその進化が専門の土畑重人を招き、トークイベントを開催する。

オークションには、藤本由紀夫、今井祝雄、笹岡敬、中島麦など、平面・立体・インスタレーション・サウンドアートほかさまざまなジャンルで活躍する50人の作家が出品。小さな星の上で多種多様な社会を営む「わたしたち」をテーマに、小さい規定の箱のなかに表現される作品は、オークション形式で販売、売上額の10%を途上国の女子教育を支援するマララ基金に寄付する。

最終日には、来場者による最終入札と、音楽家・米子匡司による音のパフォーマンスも。

50人の作家が参加する+1artのチャリティー展、今年はアリとヒトの社会にフォーカス

チャリティ・オークション「小さいわたしたち Who are we ?」

会期:2019年11月27日(水)〜12月14日(土)

会場:+ 1 art

時間:11:00〜19:00(最終日は〜17:00)

休廊日:日・月・火曜日

料金:入場無料

問合:050-3402-6279

 

トークイベント

日時:12月8日(日)15:00〜

会場:桃園会館

講師:土畑重人(京都大学大学院農学研究科助教、進化生態学者)

料金:500円(1ドリンク付)

公開オークション&音楽会

日時:12月14日(土)15:00〜

会場:+ 1 art

出演:米子匡司

料金:無料

+ 1 art

大阪市中央区谷町6-4-40

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