大阪府内の障がいのある人の作品を現代美術のマーケットに紹介しているプロジェクト「capacious(カペイシャス)」によるグループ展「カペイシャス展覧会 #18」が、心斎橋PARCO内のSkiiMa Galleryにて開催される。
カペイシャスは2015年にスタートし、現在は大阪府委託事業として運営されている。現代アートの歴史や言葉による縛りなど既成の枠組みを取り外し、 作品を純粋に鑑賞することで広がる可能性を追求するとともに、作者やその関係者と、 美術関係者・アートファンを繋ぎ、 作品がコレクションされることを目指す活動だ。
本展に参加する13名は、 大阪府内各所の福祉作業所に通いながら作品制作を行う作家たち。これまでもカペイシャスによる個展や複数名によるグループ展は開催されてきたが、これだけの人数の作品が一堂に会するのは稀有な機会となる。個性が光る作品群を楽しみたい。
なお、会期中には、「クリエイションで作る福祉の価値」と題したトークイベントも開催。カペイシャスのアートマネージャーである宮本典子と、SkiiMa COLLECTION BOOTHで5月15日まで展示が行われている、たんぽぽの家のプロジェクト「NEW TRADITIONAL」の企画者・岡部太郎が登壇する。
会期:2022年5月12日(木)〜22日(日)
会場 : SkiiMa Gallery |(心斎橋PARCO 4F)
時間:10:00〜20:00
※休館・営業時間は心斎橋PARCOに準ずる出展作家 :
有田京子、穴瀬生司、泉達也、上田匡志、桂典之、菊池沙耶香、黒瀬貴成、柴田龍平、茶薗大暉、橋本良平、平野喜靖、前田泰宏、矢形聡料金:入場無料
トークイベント「クリエイションで作る福祉の価値」
日時:5月14日(土)14:00〜15:30
登壇:宮本典子(カペイシャス・アートマネージャー)、 岡部太郎(ニュートラディショナル)
料金:参加無料
参加方法:会場参加のみ事前予約あり(https://peatix.com/event/3240647)、 オンライン配信は申込不要。問合:capacious 事務局 c/o office info@capacious.jp
大阪市中央区心斎橋筋1-8-3
心斎橋PARCO 4F