大阪市は、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受けたアーティストや文化芸術関係者等に対する支援の一環として、2022年4月に専門相談窓口「大阪市アーティストサポート窓口」を開設した。アートマネージャーの知識と経験を有する専門相談員を旭区の大阪市立芸術創造館内に常時配置し、メール・電話等で相談を受け付けるほか、文化芸術関係者の活動の継続や再開、各種支援制度に関する情報を提供するなど、一元的なサポートを行っている。
相談窓口の愛称は[なにそうだん]。「文化芸術に関わる人のための、なにわのアート相談窓口」として、安心して相談できる窓口を目指しているという。
相談内容は、助成金等支援の情報以外に、「活動場所を探している」「創作の意欲がわかない」といった悩みや、「どこに、どのように相談したらいいか?」「話しながら問題を整理したい」など漠然とした内容でも可能。さまざまな困りごとに対して、まずは相談員が話を聞き、相談内容のポイントを整理するなど解決に向けたサポートを行う。
内容によっては、関係機関や法律・会計の専門家と連携し対応、士業相談の初回相談料は[なにそうだん]に負担してもらえるのも心強い。
7月2日には個別相談会を開催。税理士と舞台芸術、音楽、美術などを専門とする相談員が4ブースに分かれて相談に対応する。大阪市内で文化芸術活動に携わっていれば誰でも無料で相談ができるので、気軽に利用してみてほしい。
日時:2022年7月2日(土)14:30-18:00(受付開始 14:00 /17:10最終受付)
会場:大阪市立芸術創造館 3F 大練習室
料金:参加無料
申込方法:
下記より希望の相談枠を選択しWeb予約フォームから申し込み。
(1)税理士(小川裕子氏/フレイア会計事務所、近畿税理士会所属)
(2)演劇・ダンス
(3)音楽
(4)美術・その他芸術全般
*相談は1組につき1枠・30分間まで。
*「どのブースを選べばよいかわからない」という場合は、(4)で申し込み。
*事前予約優先だが、当日空きがあれば予約なしでも受付。
Web予約フォーム https://nanisoudan220702.peatix.com/(事前予約締切:7月1日18:00)定員:各ブース5組(1組の定員は3名まで)
問合:大阪市アーティストサポート窓口[なにそうだん] 06-6954-1123(10:00〜18:00、水・日曜休)
大阪市旭区中宮1-11-14