ブルームギャラリーは、2022年9月3日(土)より、内倉真一郎『浮遊の肖像』を開催いたします。
宮崎県延岡市在住の内倉真一郎は、地元で写真館を営みながら精力的に作品を発表してきました。国内外で様々な賞を受賞するなど今注目される作家の一人です。2年ぶりの個展となる2022年は、新作2シリーズを連続で紹介します。9月開催の本展では、写真館のスタジオで撮影したポートレイトシリーズ「浮遊の肖像」をご紹介します。10月の個展「忘却の海」をとともに、内倉真一郎の捉えた日常と非日常を行き来する独自の世界観をぜひお楽しみください。–
アーティストステートメント
人間の存在とはなんだろう。
3メートルほどの脚立から「人」を俯瞰的に見ると、別世界が見えてくる。
一人ひとりが個性を放ち役割を全うしながら、この世に生きていることを実感する。
私は彼らにひとつだけ注文する。
暗闇の中でただ静かに瞳を閉じてもらう。
混沌とした世界で、彼らの存在が目の前まで浮遊してくるように感じる。
息を呑んで、私は空間を浮遊するその人たちを記録する。
永遠に美しく残る標本のように針を刺す。
浮遊してくるものは、肉体なのか魂なのか?
生死の境界線までもが消えかけた次元に私は立ちすくむ。内倉真一郎
(Webサイトより)
内倉真一郎展「浮遊の肖像」
会期:2022年9月3日(土)~24日(土)
会場:ブルームギャラリー
時間:13:00~19:00
定休:日~火曜日
問合:06-6829-6937
大阪市淀川区新北野1-11-23
ハイム北野B103