大阪を拠点に国内外で活動する音楽家・作曲家の日野浩志郎。近年は電子音楽ソロプロジェクト「YPY」としてのプレイや、舞台作品「GEIST」の展開、太鼓芸能集団 鼓童とコラボレートした音楽映画『戦慄せしめよ/Shiver』(2021年公開、豊田利晃監督)などの活動が際立っていたが、彼を中心に活動を行うバンド「goat」が、枚方にて約5年ぶりとなる国内公演を行うことが決定した。
オリジナルメンバーの日野、田上敦巳、安藤暁彦に加え、MANISDRON、The Noupのドラマー・岡田高史と、元鼓童の篠笛・パーカッション奏者である立石雷の5人編成で活動中の「goat」は、2023年の結成10周年に向け、約8年ぶりとなる新作アルバムを制作中だ。
今回の公演は、アルバム収録予定の新作楽曲を交えたおよそ60分ほどの演奏となる予定。
会場となるのは、昨年開館したばかりの枚方市総合文化芸術センター内にある関西医大小ホール。客席は約300席、内装壁面にレンガを採用し、豊かな響きと遮音性にも優れたホールだ。
宣伝美術は画家の五木田智央、音響は新作のレコーディングエンジニアでもある西川文章が担当する。
公演に合わせて、会場限定の物販や、北加賀屋のClub Daphniaでのアフターパーティーも開催予定。
goat
2013年に日野浩志郎を中心に結成したグループ。元はギター、サックス、ベース、ドラムの4人編成であるが、現在は楽曲によって楽器を持ち替えていく5人編成で活動している。極力楽器の持つ音階を無視し、発音させる際に生じるノイズ、ミュート音などから楽曲を制作。執拗な反復から生まれるトランスと疲労、12音階を外したハーモニクス音からなるメロディのようなものは都会(クラブ)的であると同時に民族的。
https://emrecords.bandcamp.com/album/new-games-rhythm-sound
https://goatjp.bandcamp.com
goat 枚方関西医大小ホール公演
日時:2022年12月26日(月) 18:30開場、19:00開演
会場:枚方市総合文化芸術センター 関西医大小ホール
出演:goat(日野浩志郎、田上敦巳、岡田高史、立石雷、安藤暁彦)
チケット:前売 4,000円、当日4,500円、U25 3,000円
https://goat-hirakata.peatix.com音響:西川文章
照明:渡辺敬之
宣伝美術:五木田智央(アートワーク)、真壁昂士(デザイン)
主催:株式会社鳥友会
文化庁「ARTS for the future! 2」補助対象事業goat after party
日時:12月26日(月)23:00開場
会場:Club Daphnia
出演者:YAMA、MITAYO、他
料金:当日 2,500円+1ドリンク、goat公演来場者 1,500円+1ドリンク
枚方市新町2-1-60