ヌーヴェル・ヴァーグの正当な後継者と評されるフランスの映画監督、クロード・ミレール。2022年12月17日(土)から2023年1月6日(金)にかけて、「生誕80周年記念 クロード・ミレール映画祭」がシネ・ヌーヴォにて開催される。
クロード・ミレールは1942年にパリで生まれ、ロベール・ブレッソン、ジャン゠リュック・ゴダール、ジャック・ドゥミなどの助監督を経て、フランソワ・トリュフォーの制作主任を務めた後、34歳で長編監督デビュー。2012年に70歳でその生涯を閉じるまで、短編を含む20本の映画を残した。
今回の映画祭では、カーソン・マッカラーズの小説を原作としたシャルロット・ゲンスブール主演の『なまいきシャルロット』(1985年)、名優たちが織りなす緊迫したサスペンス『勾留』(1981年)、第二次世界大戦中、ドイツ占領下のパリでオペラ歌手の伴奏をするピアニストの女性を描いた『伴奏者』(1992年)、ユダヤ人一家の秘密が紐解かれていく重厚な人間ドラマ『ある秘密』(2007年)の4作品をHDリマスター上映。巧みな演出で俳優たちの魅力を最大限に引き出し、揺れ動く人間の心理を描き続けてきた名監督の作品を一挙に鑑賞できる貴重な機会だ。
期間:2022年12月17日(土)~2023年1月6日(金)
会場:シネ・ヌーヴォ
料金:当日/一般1,800円、シニア1,200円、学生・会員1,100円、前売/全国共通特別鑑賞券1,300円
問合:06-6582-1416(シネ・ヌーヴォ)主催・配給:ノーム
後援:在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本※12月31日(土)、1月1日(日)は休館、期間中上映のない日もあり。上映作品やスケジュールの詳細はシネ・ヌーヴォのWebサイトを参照
※全席指定
※オンライン予約の場合は専用窓口で発券、当日券は当日窓口で指定席を選択し購入。開始10~15分前から入場可能
大阪市西区九条1-20-24