芸術と社会をつなぐことを目的に、表現者・鑑賞者双方にとって有効な創造活動の場をまちなかにひらく地域密着型アートプロジェクト「ブレーカープロジェクト」。本活動体が、2012年から定期的に行っている「西成・子どもオーケストラ」が、2022年12月〜2023年3月の期間、旧今宮小学校にて月2回開催される。
「西成・子どもオーケストラ」は、2012年より、音楽家・大友良英を迎え、即興音楽のワークショップとして地域の児童館や小学校などと連携し、取り組んできた。これまで、三田村管打団?など関西で活躍する音楽家を迎え、継続的にワークショップやコンサートを実施。思い思いに音を奏でる“集団即興オーケストラ”の手法を取り入れ、演奏経験や上手下手を問わず、それぞれの奏でる音で一瞬かぎりのアンサンブルをつくり出してきた。2019年からは、ブレーカープロジェクトが美術家・きむらとしろうじんじんと行う、旧今宮小学校に残る陶芸窯や学習園、廃材、倉庫などを生かした創造の場づくり「作業場@旧今宮小学校」と同日開催し、より地域へと活動をひらいている。
今回の参加ミュージシャンは、2019年から活動に参画しているミュージシャンの江崎將史、カメイナホコ、米子匡司、光永これゆきといった面々。一般参加も可能なため、楽器演奏が得意な人はもちろん、そうでない人も、ぜひ聞いたことのない音と出会う新鮮な体験を楽しんでほしい。
日程:2022年12月24日(土)・25(日) 、2023年1月21日(土)・22日(日)、2月18日(土)・19(日)、3月25日(土)・26日(日)
時間:13:00〜16:30頃 ※途中参加・退出OK
会場:旧今宮小学校
参加料:無料
主催:ブレーカープロジェクト実行委員会
※得意な楽器があれば持参可(電子・電気楽器は不可)
旧今宮小学校
大阪市西成区天下茶屋1-17-14