旧芸名・木嶋のりこ時代から難役に挑み続け、2023年に出演作『卍』『HAKONIWA』『渇愛の果て、』などの公開を控え、本作で脚本家デビューを果たした小原徳子が主演を務めるサイコ・ノワール『いずれあなたが知る話』が、2023年9月2日(土)より、十三・シアターセブンにて公開される。
本作は、東京・下北沢トリウッドにて2023年5月に封切りを行い、公開初日から5日間連続の満席を記録した。小原の手がけた脚本と、出演者からの逆オファーにより監督を務めた古澤健による演出とが融合した完成度の高さが話題を呼び、地方拡大公開として、今回の大阪公開が決定した。
あらすじ
ボロアパートで一人娘の綾を育てているシングルマザーの靖子。
弁当屋だけの稼ぎではやっていけず、綾のために風俗で生計を立てることに。
ある日、帰宅した靖子は綾が誘拐されたことを知る。しかし靖子は、綾を取り戻すことを選択しなかった。綾が人生の全てである靖子が、なぜ取り戻そうとしないのか……。その日から、靖子の秘密のルーティンが始まる。
誰にも知られていないはずのその行動を、一人の男がじっと見つめていた。–
キャストプロフィール小原徳子(靖子役/脚本)
1988年生まれ。長野県出身。03年からグラビア、バラエティなど幅広く活動し、06年の『DIVIDE ディバイド』で映画デビュー。以後『ピョコタン・プロファイル』(08)で初主演を努めるなど、数々の映画に出演。主な出演作は、『幸福な囚人』(19)『ちょっとかわいいアイアンメイデン』(14)『Z~ゼット~果てなき希望』(14)などがある。本作では娘を誘拐される主人公・靖子を演じただけでなく、脚本を手がけたほか、宣伝などスタッフとしても積極的に活動している。大山大(勇雄役/プロデューサー)
1981年生まれ、京都府出身。大学在学中に舞台演劇に触れ、小劇場を中心に活動を始める。 その後、広告や映画など映像の現場に拠点を移す。2020年から、市井昌秀監督を師事し短編作品を監督するなど演出側としても精力的に活動している。近年の主な出演作『アリスの住人』『拝啓、永田町』『階段の先には踊り場がある』 など。(プレスリリースより)
『いずれあなたが知る話』大阪上映
期間:2023年9月2日(土)~15日(金)
会場:シアターセブン
※上映時間は劇場Webサイト参照
※キャストによる舞台挨拶を予定。日程や登壇者の最新情報は公式Twitterにて。料金:一般 1,600円、前売券 1,500円
キャスト:大山大、小原徳子、一華、大河内健太郎、蓮池桂子、穂泉尚子、蓮田キト、伴優香、はぎの一、オノユリ、小川紘司、久場寿幸、奥江月香、中村成志
プロデューサー:大山大、脚本:小原徳子、監督:古澤健、撮影:髙田祐真、音響:川口陽一、照明:佐藤 健太、編集:古澤健、音楽:宇波拓、撮影助手:大隈友起子、録音:川上翔貴・遠山浩希、助監督:川井田 育美・石田義弘、宣伝撮影:アカリマチコ、宣伝デザイン:金子裕美、宣伝:滝澤令央、宣伝協力:河合のび、配給:Cinemago
上映時間:68分
大阪市淀川区十三本町1-7-27
サンポードシティ 5F