ここ数年、日本でもブームになっているアジア音楽。雑誌やテレビでの特集、亜モノと呼ばれるDJイベント、ドキュメント映画の上映など、その魅力が注目されている。いま一度アジアを俯瞰し、国同士の音楽を弾き比べ、考察や奥深さなど硬軟織り交ぜ語り尽くすトークイベントが、難波のトークライブハウス、ロフトワンプラスウエストにて開催。
出演するのは、ミャンマー音楽研究家の村上巨樹、音楽ライターの吉本秀純、音楽にも精通する書店員の上林翼の3名。今回は特にカンボジアとミャンマーの音楽事情を軸に据える。
トークに合わせて、東南アジアを中心に世界中の音楽を扱うプランテーション・レコードショップの物販もあり。
村上 巨樹
ギタリスト、作曲家、自主レーベル「CADISC」主宰。ギターを使った新たなリズムアプローチを追求している。2007年、ギターとドラムだけのデュオバンドte_riを結成。2011年にヨーロッパツアー、2015年にアメリカツアーを行う。2016年からミャンマーを訪問し、現地の音楽を調査している。その結果を報告するトークイベントを日本各地で開催。ミャンマー音楽の研究家として、都築響一主宰「ROADSIDERS’ weekly」への寄稿、宇川直宏主宰「DOMMUNE」への出演、東京外国語大学での講演を行う。吉本 秀純
1972年生まれ、大阪市在住の音楽ライター。同志社大学在学中から京都の無料タウン誌の音楽ページ編集に関わり、卒業後に京阪神エルマガジン社に入社。同盟の月刊情報誌や邦楽ロック誌の編集に携わった後、2002年からフリーランスに。ワールド・ミュージック全般を中心にロック、ジャズなど、ジャンル不問のスタンスで東西の様々な媒体に寄稿し、現在に至る。編著書に『GLOCAL BEATS』(音楽出版社)『アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック)がある。上林 翼
2013年に2ヶ月カンボジア、1ヶ月ラオス、1ヶ月ベトナムに滞在。2015年にLVDB BOOKSを大阪市東住吉区で開業。
日時:2020年3月3日(火)19:30〜
会場:ロフトプラスワンウエスト
出演:村上巨樹(ミャンマー音楽研究家)、吉本秀純(音楽ライター)、上林翼(書店員)
出店:プランテーション・レコードショップ
料金:前売2,000円、当日2,300円(共に1オーダー必須)
問合:ロフトプラスワンウエスト 06-6211-5592(16時~24時)