2019年11月に発行された『ふれる社会学』(ケイン樹里安/上原健太郎編著、北樹出版)は、「スマホ」「飯テロ」「就活」といった身近な事象から、「メディア」「家族」「労働」「余暇」「ジェンダー」「セクシュアリティ」「差別」「人種」など14のテーマを読み解き、社会の大きな仕組みに触れる1冊。 大阪のロフトプラスワンウエストで行われる刊行記念イベントは、社会学者で作家の岸政彦が登壇し、「岸政彦にふれる」というタイトルで開催される。
『社会学はどこから来てどこへ行くのか』『断片的なものの社会学』『質的社会調査の方法』など、これまで/これからの社会学について論じつつ、小説も執筆してきた岸とともに、『ふれる社会学』編者のケインと上原が、現代社会について縦横無尽に語る。
岸 政彦(きし まさひこ)
1967年生まれ、社会学者・作家。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。主な著作に『同化と他者化』『街の人生』『断片的なものの社会学』『マンゴーと手榴弾』、小説に『ビニール傘』『図書室』など。ケイン 樹里安(けいん じゅりあん)
1989年生まれ。大阪市立大学都市文化研究センター研究員。主著:『アーバンカルチャーズ――誘惑する都市文化、記憶する都市文化』(晃洋書房、2019年)『ポスト情報メディア論』(ナカニシヤ出版、2018年)上原 健太郎(うえはら けんたろう)
1985年生まれ。大阪国際大学人間科学部講師。主著:『持続と変容の沖縄社会』(ミネルヴァ書房、2014年)『地元を生きる:沖縄的共同性の社会学』(ナカニシヤ出版、近刊)
日時:2020年1月13日(月・祝)18:30〜
会場:ロフトプラスワンウエスト
出演:岸政彦、ケイン樹里安、上原健太郎
料金:前売 2,500円、当日 2,800円(飲食代別、要1オーダー¥500以上)
問合:ロフトプラスワンウエスト 06-6211-5592